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アコルドゥ お披露目会

先週の私のブログで紹介させていただいたスペイン料理の店「アコルドゥ」が、1210日のオープンに先立ち、お披露目会がありご招待にあずかりました。

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新たな門出をむかえられたオーナーシェフの川島さんとマダムとしてサービスの責任者である奥さん。

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奈良で活躍されている各界の方々をはじめ、アコルドゥの料理を支える奈良の食材、「大和牛」「大和ポークバーク豚」「大和肉鳥」「大和野菜」「三輪そうめん」などの生産者の方々も含め多数の皆様がお祝いにお越しになりました。

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次々と出される数々の料理、味は絶品です。

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パスタではなく、手延べ三輪そうめんを使った料理。

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広い厨房内では、手際よく料理が作られています。

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おいしい料理を堪能し、見ている間に時間が過ぎていきました。

1210日からいよいよ本番です。

奈良の名物レストランとなることでしょう。

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# by y-tukide | 2016-12-05 13:51

akordu 2016・12・10 OPEN

スペイン料理のレストランakordu(アコルドゥ)が、この度、奈良公園に隣接する、東大寺旧境内跡の歴史ある地で1210日にめでたくオープンします。

以前は、奈良市富雄のレンガ造りの歴史ある建物で営業されていたのですが、建物の老朽化に伴い今回、新たなスタートなります。

建物は、「ミメイシス デザイン」鈴木義之さんの設計で、ツキデ工務店が今年の3月末に着工しこの度、竣工しオープンの運びとなりました。

この日、オープンに向けての準備作業が忙しく行われている中、竣工写真を撮らしていただきましたのでちょっと紹介させていただきます。

この建物は、奈良公園の緑に包まれた絶好のロケーションの中に建ちます。1階がレストランで2階には披露宴ホールもあります。

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周りの木々も色づき見ごろをむかえています。

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玄関には、富雄の元アコルドゥで使われていた玄関ドアを再利用しています。

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エントランスの床も元の店で使われていた床材を再利用しています。

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大理石張りのレジカウンター。この奥にはオフィスがあります。

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エントランス横に設けられたレセプションルーム。

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24席のホール。

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6席の個室。

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エントランスからホールへと続く右手側にはガラス張りでオープンにされた広い厨房があり、料理作りの様子をうかがうことができます。

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2階に設けられた披露宴ホール。

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披露宴ホールに隣接するゲストルーム。

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akordu(アコルドゥ)の前の道の正面には、国の名勝「依水園」があり、その背後には東大寺の「南大門」、そしてその先には「若草山」を望むことができます。

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白壁の土塀の中にたたずむakordu

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着々と準備が行われています。オープンが楽しみです。

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# by y-tukide | 2016-11-28 10:06 | 仕事色々

近江散歩 百済寺

琵琶湖の東側、鈴鹿山脈の西山麓に位置する「湖東三山」西明寺、金剛輪寺、百済寺(ひゃくさいじ)は天台宗の寺院で紅葉の名所です。

私は、湖東三山の中でも百済寺が好きで、これまでにも何度となく訪れています。普段の時期は参拝者もさほど多くないのですが、紅葉の時期には、観光客が多いこともあり避けていたのですが、早朝なら人も少ないだろうと今回行ってみました。

近江と朝鮮半島とはかかわりが深く多くの渡来人が近江に渡ってきています。百済寺は聖徳太子の願いにより朝鮮半島から渡来した百済(くだら)人のために創建された近江最古級の古刹です。

7時半、さすがに観光客もいない山門。

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私の好きな、百済寺の参道。

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前回、百済寺を訪れたのは2年前の11月初めです。

実はこのとき、今年の2月に亡くなられた私が尊敬する奥村まことさんと3年前に亡くなられた建築家、永田昌民氏の奥さんである永田裕子さんと親しい仲間達とで「近江湖東三山と湖北観音の里巡礼」の一泊二日の旅をしたときに訪れています。

あの時は、まことさんはリュックを背負いこの参道を元気で登っていました。

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本坊の庭園。山を借景とした池泉回遊式庭園です。

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大きなわらじが掛けられた「仁王門」。

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仁王門をくぐり石段を上がりきると檜皮葺きの本堂があらわれます。平安末期から鎌倉、室町に至るころは「湖東の小叡山」と言われるほどの壮大な寺院であった百済寺、織田信長の兵火によりほとんど建物が焼失したのですが、本堂は江戸時代に再建されました

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本堂内に祀られた如意輪観音像。信長の兵火を免れた希少な観音像です。

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境内に桜の花が!

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時間が経つにつれ観光客の数が一気に増えてきたので、紅葉を満喫し逃げるようにして百済寺を後にしました。

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# by y-tukide | 2016-11-21 15:40 | かいわい

歴史をつなぐ 古民家再生 「100年前に移築された京町家再生」完成見学会

1112日(土)・13()の両日、お施主様のご厚意により完成建物見学会を開催させていただきました。

今回も大変多くの方々ご参加いただき、スタッフ一同感謝しています。

改めましてお施主様、参加者の皆様にお礼申し上げます。

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この建物は、淀川左岸を京都から淀を経て大阪の京橋へと続く京街道の「枚方宿」の東に建ちます。その枚方宿でご先祖が、商いをされていたのですが、ある時期京都に移り住まれ、その後100年程前に、京都の町家を移築し家ごとこの地に戻ってこられたという歴史のある建物です。

そして100年後の今、後世に残していきたいというご当主の思い出で、この度、再生工事をさせていただきました。

力強い丸太梁がかけられた「はしりにわ」の「火袋」や梁を表しにした「大和天井」など、京町家の特徴を生かしながら、耐震補強や住みやすさも考え再生しました。

歳月を積み重ねなければつくり出せない味わいや先人の知恵、技もかいまみることもできる建物です。

改修前の東側外観。

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改修後の東側外観。

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改修後の西側外観。

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この建物は移築された際、道路に面していた玄関側が敷地の裏側(東側)に変わったので、「みせの間」と続く元道路に面していたもう一つ部屋(多分元は道路面に格子があった)を半間出し、客人用の玄関として造りかえられたようです。

その後その玄関は、居室に造りかえられたのですが、今回以前の客人玄関に戻しました。

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「客人玄関」には、小さな床の間があったのですが、その部分は生かしました。

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「家人玄関」の「格子戸」の内側には、「大戸」があり、そこには「くぐり戸」あります。

家人玄関横の「みせの間」には、元は「出格子」があったようで、柱にその痕跡がありました。

改修では、「平格子」とし、意匠は玄関の右側に仕込まれている格子と同じデザインにしました。

また玄関横の「ばったり床几」は、当時のままです。

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「みせにわ」の天井は「大和天井」。正面には「目板格子」の「大戸」があり、ここにも「くぐり戸」があります。左側の「みせの間」の建具は、元の客人玄関にあった建具を再利用しました。

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床板が張られた「はしりにわ」には、レンガで積まれた「おくどさん」とタイル張りの「はしり(流し)」ありました。

「火袋(吹抜け」には、太い松丸太が架けられていました。

改修前の「はしりにわ」。

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「はしににわ」からつながる「だいどこ」は、家族が食事をする場所です。

「だいどこ」の「舞良戸」を開けると「箱階段」がありました。

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改修後の元「はしりにわ」と「火袋」。

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伝統工法で改修したのですが、耐震補強のために新設した耐力壁の「竹木舞下地」は、あえて一部土を塗らずに「表し」にしました。また「だいどこ」の天井板をはがし、吹き抜けにしています。

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「大黒柱」についている「つい立て」は、「嫁かくし」といいます。これ以上は家人の許可なく入ってこないでというしるしです。

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1階の座敷。

写真の左側の縁側は、元は「床の間」でした。ある時期に南側からの採光を得るために妻側の「側柱」を残したままアルミサッシの掃出し窓を設け縁側がつくられました。

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今回、アルミサッシを取り除き以前使われていた古建具を再利用しました。また、保管されていた以前の床の間に使われていた一間半のケヤキの床板を再利用して新たに床の間を以前の反対側に設けました。

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もっとも痛みが激しかった風呂、便所がある水回りの改修。

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2階の格調高い座敷。

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価値のある古民家や町家がどんどんつぶされていく昨今、日本の優れた伝統的木造建築をいかに残していくか!

今回、お施主様の自分たちの先祖さんが住み継いできたこの建物を後世に残していこうという思いには感服しました。

また実は、この建物はご自身がお住まいになるのではなく、福祉関係など社会的に利用していただける施設として活用しようとお考えです。その思いにも改めて頭が下がります。

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# by y-tukide | 2016-11-15 12:24 | 見学会・イベント

宇治かいわい 黄檗山万福寺

この日、自宅から56kmのところにある、黄檗山万福寺(おうばくさん まんぷくじ)に、天気もいいので歩いて行ってきました。

平等院の南門の前を通り、宇治川の「喜撰橋」を渡り「塔の島」へ。

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朝の宇治川は、すがすがしく、この数日来の朝夕の冷え込みで、木々も色づき始めました。

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「朝霧橋」から望む、平等院「鳳凰堂」。

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「朝霧通り」を歩き、宇治橋を越えたあたりに、現在発掘調査が行われている豊臣秀吉が築いた「太閤堤」の遺跡があります。

太閤堤は、天下統一を果たした豊臣秀吉が四百数十年前に、伏見城を築城した際に伏見の方に宇治川の流れを導くために行った、宇治川の付け替え工事です。

桃山期の治水技術の高さを知る貴重な文化財として、平成21年に国の史跡に指定されました。

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これまでに発掘された400mほどの護岸は、保存のために埋め戻されましたが、護岸に設けられた水流対抗施設「石だし」(水制)や松杭が現地で再生されていて見ることができます。

「水制」は、護岸に石などを積み突出し河川の水の勢いを弱め護岸が削られるのを防いだり、流れの方向を整えるための工作物です。

以前、岐阜県にある「木曽川文庫」に行って、明治の木曽川・長良川・揖斐川の三川分離の難工事を行った、オランダの土木技術者「デ・レーケ」の説明を受けた時に、この「水制」のことを知り、オランダからもたらされた治水技術だと思っていたのですが、日本でも当時用いられていたことは驚きでした。

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太閤堤を後に、奈良街道を万福寺へと向かいました。

黄檗山万福寺は、江戸時代の1654年に明朝時代の中国から渡来した「隠元禅師」が、開山した寺院で、日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つ、黄檗宗の総本山です。

儀式作法や建築様式も中国の明朝様式を取り入れられています。

黄檗山万福寺の「総門」。

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「三門」。

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「天王堂」に続く参道。

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弥勒菩薩の化身といわれる「ほてい和尚」。

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守護神である四天王。

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「開山堂」。

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開山堂では、儀式がとり行われていました。

内陣に飾られている幕に描かれている桃も中国様式のものだそうです。

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この門も中国風。

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「斎堂前」にある「開版(魚板)」は、木魚(もくぎょう)の原型となっているものだそうです。時を報じるものとして使われます。

その木魚(もくぎょう)は、隠元禅師が中国から伝えたものだそうです。

隠元禅師は、その他にもインゲンマメ、孟宗竹、スイカ、レンコンなどももたらしています。

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万福寺の本堂である「大雄宝殿(だいほうほうでん)」。

この建物の柱などに東南アジア産のチーク材が用いられています。どのようにして日本に持ち込んだのでしょうか。

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なでかしら、境内に神輿が!

寺の周辺の町内で秋祭りが行われているようです。

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自宅から歩いての万福寺の参拝。

たまにはこうして宇治の街を散策するのもいいものです。

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# by y-tukide | 2016-11-07 10:29 | かいわい