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宇治田原 散歩

私が住む町、宇治に隣接して宇治田原町という人口9,500人ほどの山に囲まれた町があります。宇治田原は「お茶の郷」として茶業が盛んな町で、山間によく手入れされた茶畑が広がります。

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この地は古く、10世紀中期に書かれた「和名抄」に「田原郷」と記載されているそうで、集落には、奈良盆地から山城・近江へと抜ける古道が走ります。

また田原郷の南には、南山城地域の最高峰である「鷲峰山(じょうぶさん)」があり、ここは山岳信仰の霊場として奈良から奈良・平安期に栄えた「鷲峰山寺」現在の「金胎寺(こんたいじ)」があります。そこに通じる信仰の道が、奈良から木津川右岸を走り宇治から京都の山科を経て大津へ抜ける本道の「奈良街道」に対する間道であったと思われます。

その古道の集落の入り口にあたる「郷之口」の街並み。

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古道沿いに建つ「右じょうぶさん道 左しがらぎ道」?と記された道標。

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郷之口には、軍事上需要であったのか織田信長の命により山口甚助秀康が築いた「山口城」がありました。

本能寺の変のおり、堺にいた徳川家康が急いで三河に命からがら逃げ帰ったルート「家康伊賀越えの道」はまさにこの道です。家康は、河内より尊延寺越えに田辺、草内を経て木津川を渡り、田原郷に入り山口城で昼食をとり馬を乗りかえたそうです。

今は城の名残もなく茶畑が広がります。

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郷之口の古道沿いのお茶屋さん。

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「家康伊賀越えの道(信楽街道)」を左に折れ、近江の瀬田へと抜ける783号線沿いに建つ茅葺屋根の「禅定寺」。

宝物殿には藤原時代作で重要文化財である本尊十一面観音立像などが安置されています。

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田園風景の中にぽっんと建つ禅定寺の山門。

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古道を進むと立川という地区がありのどかな田園風景が広がります。

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その風景の中にひっそりたたずむ「信西入道塚」。

藤原信西(しんぜい)は平治元年(1159年)、源頼朝らのクーデターを知り、田原の領地に逃げ込んだが追ってきた源氏の軍兵に殺害されました。領民はこの場所に塚を築きその菩提を弔ったと言われています。

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立川を過ぎ峠を越えると「湯屋谷」に入ります。

湯屋谷には、江戸時代中期に茶を研究し、もっとおいしい茶が造れないかと「青製煎茶製法」をあみだし、日本の緑茶開発と普及に貢献した「永谷宗円」の生家があります。宇治田原が日本緑茶発祥の地と言われる所以です。

谷あいに続く湯屋谷集落の街並み。

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永谷宗円の生家跡。

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湯屋谷から峠を越えると宇治田原の西端の集落「奥山田」に出ます。

家康は、ここから信楽の朝宮に入り、伊賀を経由して白子浜に出、伊勢湾を渡り無事三河に逃げ帰りました。

山村風景が広がる奥山田の郷。

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奥山田にある「正壽院」。

ここで「お茶でもどうぞ」とお茶と茶菓子をいただきました。

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境内の梅は今が見ごろでした。

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宇治田原散歩、ここは社寺も多く史跡もあり歴史を十分に感じさせてくれる山里でした。

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by y-tukide | 2017-03-21 13:46 | 散歩