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出雲・石州の旅

5月の連休、妻と二人で出雲・石州(石見)を旅しました。

早朝、JR宇治駅から京都駅へ、そこから新幹線で岡山まで行き、ここでまた乗り換え伯備線の「特急やくも」に乗り島根県の松江駅と向かう約5時間の列車の旅です。

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岡山から倉敷を経て次の停車駅である備中高梁へと走る車窓からは、まぶしい新緑と線路と平行して流れる高梁川の眺めを楽しめます。

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昼前に松江駅につき昼食を済ませ国宝の「松山城」へ。

築城以来400年の歴史を誇る松山城天守閣。入母屋破風の美しい三角屋根は、千鳥が羽を広げた姿のように見えることから「千鳥城」の異名をもちます。全国に現存する12天守の中で、平面規模では2番目、高さでは3番目、古さでは5番目だそうです。

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天守からの眺め。右手にはシジミで有名な宍道湖(しんじこ)が見えます。宍道湖は淡水中に海水が浸入する汽水湖です。

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城内では市民ボランティアの「松山城武者応援隊」の方々によるパフォーマンスが行われ観光客をもてなしてくれます。

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戦に疲れて木陰で気持ちよさそうにうたた寝をする槍を持った若武者。

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その日は辛うじてとれた玉造温泉の宿で一泊し、翌日は松江でレンタカーを借り島根県の西部、石州の「石見銀山」へと向かいました。

五月晴れの石州の青い海。

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2007年に世界遺産に指定された400年の歴史の「石見銀山」は、銀鉱山遺構が点在する自然豊かな「銀山地区」と江戸時代の武家屋敷と商家が軒を並べ伝統的建築物群保存地区に指定されている「大森地区」から成ります。

その大森地区の入り口に建つ「大森代官所跡」、現在「石見銀山資料館」として石見銀山に伝わる歴史資料、鉱山資料などが展示されています。

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銀山地区へと向かう谷あいの緩やかな坂道に町家が軒を並べる大森地区の街並み。

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屋根に葺かれた赤い瓦は「石州瓦」です。石州瓦は島根県の石州、石見地方で生産される粘土瓦で、淡路瓦、三州瓦と並ぶ三大瓦の一つです。関西に住む我々にとって馴染みが薄いですが山陰地方や日本海沿いの寒くて積雪の多い地方で多く葺かれ、水を通さず冬害に強い瓦です。

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街道沿いの家々の軒下に花が飾られ、道行く人の目を楽しましてくれます。

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商家や町家が軒を並べる街並みが途切れ、銀山地区に入ったところに黒い石州瓦葺の木造建ての小学校がありました。

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のどかな風景が続きます。銀採掘の全盛期にはこの辺りにも鉱山関係者の建物が多くあったと思われます。

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途中、古い民家を利用した小さな店で食事をし、銀山地区にある見学可能な坑道跡である「龍源寺間歩」に着きました。「間歩(まぶ)」とは銀を掘り出すために作られた坑道のことです。

鉱夫たちは、間歩を掘り進め、鉱脈にぶつかったところから左右に沿って人一人が通れるかどうか程の「ひおし抗」を掘り進みます。一日に30センチほどしか掘れないそうです。坑道の壁にはノミの跡が残ります。

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帰りの道で見かけた供養塔かと思われる苔むした小さな石塔。

当時、鉱夫達は10歳からの子供を含め30人ほどで組みをつくり、ノミなどの道具を使い手作業で危険できつい作業をしていました。若くして亡くなった人たちが祀られているのかもしれません。

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栄枯盛衰、今は繁栄と苦難の歴史が自然の中に包み込まれた山あいの遺構、

人々に住み継がれ、生きた遺構として永く後世に残ることを願います。

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by y-tukide | 2017-05-29 11:59 |