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カテゴリ:見学会・イベント( 91 )

「天王山を望む橋本の家」住まい手さんのお宅見学会

99日(土)・10日(日)の両日お施主様のご厚意により、「住まい手さんお宅見学会」を開催させていただきました。

残暑が厳しい中、今回もたくさんの皆様にお越しいただきスタッフ一同感謝しています。

改めまして快くお宅を提供していただきましたお施主様、ご参加いただきました皆様にお礼申し上げます。

今回の建物は、ご夫婦と2人のお子様が暮らす、築4年目を迎える延床面積28.5坪の家です。

高低差のある敷地の特徴をいかし、リビングから繋がる舞台のようなウッドデッキを設けました。

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煉瓦敷きの玄関アプローチ。

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玄関を入ると正面に古建具で仕切られた3畳の広さの玄関収納があります。

下駄箱の上に飾られているのは綿の花。

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リビングの中央にはペレットストーブあり、視界が開ける西側の木製の窓から敷地の段差を活かしたウッドデッキへと繋がります。

床材の栗の木も飴色にやけ艶もで、吉野杉の柱と梁と相まって落ち着いた空間をかもし出しています。

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ダイニングの正面の飾り棚や窓の鴨居の上などに奥さんのご趣味の小物・雑貨が飾られ、それらが家と一体となり木の家の生活を楽しんでおられる様子がひしひしと感じられます。

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子供たちの部屋。

お兄ちゃんは小学2年生、弟君は幼稚園の年中さん、木の家と共に成長しています。

二人はとっても仲のいい兄弟です。

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額に入れられたネズミの絵、お兄ちゃんが1年生の時描いた絵で賞をもらったそうです。

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この家からは、羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀が覇権をかけた山崎の合戦の舞台となった「天王山」が見えます。

階段の踊り場からも!

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その「天王山」がある場所は、木津川・宇治川・桂川が合流し淀川となる三川合流の地で、天王山とその対岸の石清水八幡宮が鎮座する「男山」の狭い間を「西国街道」「京街道」「東高野街道」が走り経済・軍事上の要所でした。

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「天王山を望む橋本の家」住まい手さんのお宅見学会、お施主様のご協力のもと皆様にも喜んでいただき終えることができました。

私も今回4年ぶりに家を拝見させていただき、やんちゃ盛りの男の子がいるにも関わらず大事に住んでいただきありがたい限りです。

そして木の暖かみと家族の温もりが肌で感じられた素敵な家でした。

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by y-tukide | 2017-09-12 13:50 | 見学会・イベント

第8回 大工さんとつくる夏の工作

ツキデ工務店恒例の夏の大イベント「大工さんとつくる夏の工作」を当社の加工場で今年も開催しました。

ツキデ工務店は、天然乾燥の奈良の吉野材を使い、プレカット(機械加工)ではなく大工の手加工で、まさに1棟ずつ手作りの家造りをしています。

その吉野杉を使って、皆様の手で工作していただき、ものづくりの面白さや難しさを大人も子供も楽しく体験していただこうという企画で、今年で8回目となります。

毎年好評で、今年も42127名のご参加をいただきました。

毎年申込者多数で定員を大幅にオーバーする状態が続き、限られた加工場のスペースに詰めすぎると危険と判断し、やむなく今年は昨年より定員を減らし、OBのお客様限定で案内させていただきました。それでも抽選でお断りさせていただいた方々にはまことに申し訳なく思っています。

9時の受け付け前からどんどんと参加者がお見えになりました。

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私の開催の挨拶のあと注意事項の説明を行い、恒例の参加者全員の記念撮影。

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その後これも恒例、作業を始めるにあたり木のこと道具の使い方等を大工の仲西が説明をさせていただきました。

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この日は、大工8名、現場監督7名、設計5名、総務企画3名、大工育成塾塾生1名とインターンシップの大学生1名、そして私と専務の計27名でお手伝いさせていただきました。

さぁー作業が始まります。

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加工場の横には、工作用の図面と弊社の女性スタッフが試作したサンプルが参考に置かれていますが、参加者の三分の一ほどの方はこの日に向けて自分たちが作りたい物を決めて図面持参でお見えになっています。

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作業が始まると会社が用意した図面とサンプル、あるいは自分で用意された図面をもとに大人も子供も真剣に作業されます。

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この日、日中の気温が36℃の酷暑、暑さ対策に扇風機とミストファンが活躍します。

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畳の上敷きを敷いたキッズコーナーでは、女性社員とインターンシップの大学生が幼児達を守りし、まるで保育園です。

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マイ箸作りコーナーも毎年人気です。

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作業場の壁には、過去に作られたお客様のオリジナル作品を紹介したパネルを展示しました。

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その横にはツキデ工務店の作業場がある丘陵で、新名神高速道路工事に伴い発掘調査が行われていた「芝山遺跡」の現地説明会の資料と写真のパネルを展示しました。

この丘陵には古墳時代前期末にこの地域を支配していた首長の古墳をはじめその首長を支えてきた人の古墳が21基発掘されています。今回の発掘では、勾玉、鉄剣、青銅の鏡などの副葬品が発掘されました。

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今回も氷を用意したのですが、ここは子供たちのたまり場です。

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お昼ご飯は恒例のおむすび弁当、デザートはかき氷を用意しました。

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毎年参加者の方がお気遣いただき、さまざまな物を差し入れていただきイベントを盛り上げてくださいます。今回も手作りのストラップをいただきました。

ありがたいことです。改めてお礼申し上げます。

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そして昨年、吉野町に吉野林業を応援するためにツキデ工務店が「企業版ふるさと納税」をさせていただいたこともあり、吉野町から参加者の皆様にと吉野杉の割りばし提供していただきました。


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家族の共同作業での作品が形を成してきました。

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さぁー完成です。最後に労作と記念撮影。

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酷暑の一日でしたが、参加者の皆様方のご協力のもと事故もなく無事終了することが出来ました。

皆様お疲れ様でした。

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by y-tukide | 2017-08-07 13:21 | 見学会・イベント

城陽市「上大谷の家」完成見学会―自然素材を使った大規模リフォーム―

34年の木造2階建住宅が、ご夫婦と3人のお子さんが安心して暮らせる、自然素材に包まれた健康的な家に生まれ変わりました。

そして78日(土)・9日(日)の両日、お施主様のご厚意により引き渡し前の完成見学会をさせていただきました。

今回も大変多くの皆様にご参加いただきスタッフ一同感謝しています。

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改修前の外観。

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改修後の外観。

車がもう一台入れられるように前庭を撤去し駐車場を新たに設けました。

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駐車場を新たに設けることにより、玄関の位置を変えました。

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改修前の玄関ホール。

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改修後の玄関。

玄関土間に玄関収納を設けました。

玄関収納からはキッチンにもつながり、家人にとって便利な動線を確保しました。

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改修前は、DK、リビング、広縁と三つに部屋が仕切られていました。

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改修前は区切られていた3室の間仕切り壁をなくし20畳のLDKとしました。

LDKに設けた大きな窓からは、庭が望めます。

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リビングの一角にPCカウンターを設けました。

床は楓(メープル)材のフローリングで、壁は調湿性・脱臭性の高い湯布珪藻土で仕上げ、天井の一部は吉野杉を張りました。

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リビングに隣接する和室。壁・天井の仕上げは、和紙張りです。

寝室として活用される予定です。

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南側に面する和室には、物干し用のウッドデッキがあります。

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和室からも洗面・脱衣場・浴室・トイレにつながります。

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階段室に本棚を設けました。

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34年目にして耐震性・断熱性も向上し生まれ変わったこの家が、これから新たに30年、40年と住み継がれていくことを思うと、設計施工した工務店として冥利に尽きます。

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by y-tukide | 2017-07-10 16:07 | 見学会・イベント

建物完成見学会 八幡市「男山の家」

京都府八幡市の男山で建設中のお宅が無事完成し、617日・18日の両日、お施主様のご厚意によりお引き渡し前の建物完成見学会を開催させていただきました。今回も大変多くの方々にご参加いただき、スタッフ一同感謝しています。

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この建物は、日本三大八幡宮の一つである石清水八幡宮の西方の静かな住宅地に建ちます。

愛車を納めるガレージは、下屋の屋根と一体とし杉・桧材で組んでいます。

また空気集熱式パッシブソーラーシステム「そよ風」を採用し、冬は屋根にふりそそぐ太陽の恵みを室内に取り込み、春夏秋には、お湯採りができます。

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玄関引き戸の横には、網を張った格子戸があり、引き戸の玄関網戸として活用できます。

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玄関を入ると「目板格子戸」のシューズクロークがあります。

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その反対側は、計画では玄関収納だったのですが、途中で変更しご主人で趣味であるアクアリウムのための作業場となりました。

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南側に面するリビング・ダイニング。

ウッドデッキと庭の木々一体となり、目線も抜け広さとやすらぎが感じられます。

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12階の床材は、北海道産のナラ材、壁は砂漆喰で仕上げました。

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ダイニングと隣接する畳敷きの居間。

畳表は奥様のご実家である大分県の国東地方の「七島藺(しちとうい)」の畳表を使用しています。壁・天井・建具は京都の「黒谷和紙」を袋貼りで仕上げました。

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対面式キッチンの前には引き込み建具を設け開け閉めすることで、ダイニング、居間からの視線を遮ることが出来ます。

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キッチンと作り付けの家具。

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キッチン横に設けた家事コーナーと収納棚。

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キッチンと家事コーナー・洗面・脱衣洗濯室を繋げることにより効率の良い家事動線になりました。

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2階の階段室に設けた、手すり兼用の本棚。

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勾配天井の二部屋の子供部屋は、作り付け家具で仕切られています。

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主寝室は七島藺(しちとうい)の畳の部屋、押入れの襖は柿渋で染めた和紙張りです。

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この日は夏日、初夏の太陽の光がデッキに照り付けていました。

この家が、これからどのように住み継がれていくか楽しみです。

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by y-tukide | 2017-06-19 16:43 | 見学会・イベント

住まい手さん宅見学会「庭を望む 花園の家」

513日・14日の両日、この度もお施主様のご厚意により引っ越しされて3か月目のお宅の見学会を開催させていただきました。

初日は雨の天気でしたが、今回も多くの皆様にご参加いただきスタッフ一同感謝しています。

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この家は京都市右京区の妙心寺にほど近く、町家が建ち並ぶ一角の細長い敷地に建ちます。元は、ご主人のお祖母さんが住んでおられた家を建て替えたもので、若夫婦が暮らす延床27坪の小さな家です。

「への字」の大きな屋根で、2階には二つの小屋裏部屋があります。

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ご主人は庭師でアプローチの庭は、この日に間に合うように作庭していただきました。

正面の駐車場の横には、庭仕事用の道具小屋があります。

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玄関の下駄箱と居間に入る建具には、知人の唐紙作家の手による「京唐紙」が使われています。

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玄関土間から古建具の「目板格子戸」を介して、居間とつながる土間があります。

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そしてそこにはペレットストーブが据えられています。

土間から外につながる庭は、今後ご主人が暇を見て作庭される予定です。



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玄関を入ると、上り天井の吹き抜けが広がります。

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居間には、ご趣味の1970年代のLPレコードやレコードプレーヤー、アンプなどがあり懐かしい音楽を楽しんでおられる様子が伺えます。

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勾配天井の小屋裏には、サーフボードが!

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オープンな棚を設けたキッチン。

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キッチンンの横にあるダイニング。

テーブルの天板は、ご主人のお爺さんが絵を描くときに使われていたヒバの板を再利用したものです。

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2階のフリースペースは、将来は子供部屋になる予定です。

床は、杉のJパネルの一発仕上げ、勾配天井はラワンベニヤで仕上げています。

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ロフトもあり、小さい家ながらも空間を有効に使っています。

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ご主人の書斎を兼ねた寝室。

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ご夫婦お二人が、趣味と生活を楽しみ住んでおられる様子がひしひしと感じられるお宅でした。

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by y-tukide | 2017-05-15 12:43 | 見学会・イベント

住まい手さん宅見学会 木津川市「月見台のある家」

422日(土)・23日(日)の両日、お施主様のご厚意により入居されて3年目の「住まい手さん宅見学会」を開催させていただきました。両日とも天気に恵まれ多くの皆様にお越しいただきました。

改めまして快く会場を提供していただきましたお施主様、ご参加いただきました皆様に、スタッフ一同お礼申し上げます。

この建物は、南東に開けた土地に建つ31坪の家で、大屋根には太陽光発電パネルが搭載され下屋根の上には月見台があります。

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玄関を入ると正面に庭が望めます。

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居間には、玄関からつながる土間があり、ご趣味の自転車が飾られています。

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構造材には天然乾燥の吉野杉を使い、床は幅広の吉野杉板張り、壁は漆喰で仕上げています。

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台所は、作り付けの奥行きのあるキッチン・収納家具を奥様が使いやすいように納めています。

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このお宅には、2匹のネコがいてこの日も皆様を愛想よく迎えてくれました。

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この時期、庭に植えられた木々が芽吹き花も咲き、皆さんの目を楽しませてくれました。

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この建物の近くに、それも3年前にツキデ工務店が施工させていただいた、通所介護施設のNPO法人「芽吹き」があります。

この建物には、太陽熱を利用し冬暖房できるパッシブソーラー「そよ風」が搭載されています。最近それに加え敷地の斜面に太陽光発電パネル、畑の中に風力発電、そして蓄電池を設置されました。

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開所された当時の荒地が今は畑となり、玉ねぎやジャガイモ・豆などが植えられ、エネルギー共々自給自足できるよう頑張っておられます。

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ウッドデッキの前の畑には花が咲き誇り、さぞかしここに通われている方々は楽しんでおられることと思います。

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二つの建物がある南山城のこの地域は、近くに木津川が流れ、奈良と東国を結ぶ旧奈良街道、伊賀に抜ける旧大和街道が走り、また浄瑠璃寺、岩船寺、海住山寺など国宝・重文の寺々があります。

そして木津川の対岸には、奈良時代一時都が置かれた「恭仁京(くにのみやこ)」跡や飛鳥時代に創建された「高麗寺(こまでら)」跡など歴史の宝庫で、私の大好きな地域です。

浄瑠璃寺

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岩船寺

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by y-tukide | 2017-04-25 11:00 | 見学会・イベント

「男山の家」構造見学会

2月25日(土)・26日(日)の両日、お客様のご厚意により、25日は京都府八幡市で「男山の家」構造見学会、26日は滋賀県野洲市で「野洲の家」住まい手さんのお宅見学会を開催させていただきました。

私は、25日の「男山の家」の見学会に行ってきました。この日も構造見学会にも関わらず多くの皆様にお越しいただき、スタッフ一同大変感謝しています。

改めましてお施主様、参加者の皆さんにお礼申しあげます。

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この建物が建つ男山には、昨年国宝に指定された日本三大八幡の一つ「石清水八幡宮」があります。

男山は、桂川・宇治川・木津川が三川合流し淀川となる地点に位置し、淀川左岸には京都と大阪を結ぶ「京街道」が走り、右岸には京都と西国を結ぶ「西国街道」が走る交通の要衝の地です。また対岸には戦国時代、羽柴秀吉と明智光秀の天下分け目の合戦の地として有名な天王山がそびえ京の都を制する上で軍事的にも重要な拠点でもあります。

以下の石清水八幡宮の写真は、3年前に「京街道」の淀宿と枚方宿の間にある遊里があった橋本かいわいを歩いた時に立ち寄った時の写真です。

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ご神木の楠。

楠正成が必勝を祈願し奉納したといわれています。樹齢は700年だそうで京都府の天然記念物に指定されています。

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境内には、世界の発明王エジソンの記念碑があります。エジソンが白熱電球に八幡の竹を使用したのが縁です。

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男山周辺には、今もよく整備された竹藪があります。

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この日、私は見学会場を早めに上がり近くにある「松花堂庭園」に向かいました。

ここは江戸時代の文化人であった松花堂昭乗ゆかりの庭園で、京都・洛南の名園で国の名勝に指定されています。ここを訪れるのは2度目です。

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江戸時代の初期の寛永年間、芸術文化が花開いたとき、この文化形成に大きな役割を果たし、文化人の中心になったのが「書画」「茶の湯」「和歌」に秀でた松花堂昭乗です。

当時、石清水八幡は神と仏合わせて祀る神仏習合で境内には、最盛期60近い宿坊()があったそうで、昭乗はその宿坊の一つに社僧として住んでいましたが、晩年、「松花堂」と名付けた「方丈(ほうじょう)」に住み生涯を閉じたそうです。

明治に入り、神仏分離で宿坊はすべて撤去され、その時松花堂は明治の中ごろ現在の地に移築されました。

草庵茶室「松花堂」

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「方丈」とは、丈(じょう)10尺、約3m四方の建物です。

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庭園内の梅は満開でした。

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正月以降、仕事や何やらであわただしく日々を送ってきて、この季節が来たことをここに来て初めて気づきました。

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ちなみに「松花堂弁当」の由来は、昭乗が農家の種入れとして使われていた、箱の内側を十字に仕切った器をヒントに、茶会で使用する煙草盆や絵の具箱として使用したそうです。

それを日本料理の吉兆の創設者が、四つの切箱を懐石弁当にしたのが世に広まったものだそうです。

庭園内には、京都吉兆の店があります。さすが吉兆いい値です。

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by y-tukide | 2017-02-27 15:47 | 見学会・イベント

今年最初の住まい手さん宅見学会

128日(土)・29日(日)の両日、お施主様のご厚意により奈良と京都で「住まい手さん宅見学会」を開催させていただきました。

一日目は、奈良市藤原町でお住まいになって3年が経つ「玄関土間に薪ストーブのある家」です。

この3年の間にご主人が家の周りに庭や池をせっせと造られ、建物となじみいい感じに仕上がっています。またストーブの薪は、所有されている山から自分で切り出されたものです。

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この日は快晴で暖かい日和でした。実は3年前の2月に引き渡し前の「完成建物見学会」をさせていただいたのですが、その日は雪が積もる寒い一日でした。

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勾配天井の大きな吹抜けがある広々とした居間には、多くの観葉植物や熱帯魚の水槽が置かれ暮らしを楽しんでおられる様子がうかがえます。

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居間と一体となる玄関土間に置かれた薪ストーブ。

寝しなに薪を一本くべるのだそうですが、それで今年の冬、朝の最低室温は19℃だそうです。すごい!

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この日、ご夫婦とボクもお手伝いしてくれました。

そのボクも3年前小学3年生でしたが、今年の春から中学生です。

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こちらのご主人は元飛行機の技術者です。二人は飛行機が大好き、部屋のあちこちに飛行機模型が置かれています。

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3年前の引き渡し前の見学会時は、ものが置かれていなかったご小屋裏のご主人の趣味の部屋。

さぞかしここにこもり趣味を楽しんでおられることでしょう。

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こちらは同じ小屋裏のボクの部屋、今日のために朝から片付けと掃除をしてくれたそうです。

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私は、午後からは事務所での仕事があるので戻ったのですが、この日は奈良の春を迎える「若草山の山焼き」。

帰り道、現場近くからその若草山を望むことができました。

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翌日は、京都市左京区でお住まいになって2年が経つ「木の温もりを感じる 三宅八幡の家」です。

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玄関先や北側の大屋根には、先週はじめに降った雪がまだ少し残っていました。

この辺りでは30センチほど積もったそうです。

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玄関を入ると下駄箱の上に5才になるボクがお母さんに描いたかわいい絵が飾られていました。

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この建物は、延べ床面積が23坪程と比較的小さな建物なのですが、大きな吹抜けがあり開放的で狭さを感じません。

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ご主人は、オーストラリアの原住民アボリジニの楽器ディジュリドゥの演奏家でありライブ活動もされています。ディジュリドゥは、ユーカリの木の芯の部分をシロアリが食ってできたものだそうです。この日ちょっと奏でていただいたのですがお客様も私も何とも言えないその音色に魅了されました。

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そのご主人、木工もご趣味でロフトがその趣味の部屋になっています。

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そして作られた鍵置きの作品が玄関に置かれていました。

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by y-tukide | 2017-01-30 16:07 | 見学会・イベント

建物完成見学会 人が集う「松尾の家」

12月17日(土)・18日(日)の両日、今年最後の建物完成見学会をお施主様のご厚意により、京都市西京区で開催させていただきました。

今回も大変多くの皆様にお越しいただき、スタッフ一同大変感謝しています。

お施主様、参加いただいた皆様、改めてお礼申し上げます。

幸い両日とも天気に恵まれ、参加者の皆様の熱気も重なり、会場はあついぐらいでした。

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キッズコナーでは、子供たちがかしこく遊んでくれました。

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この建物は、西芳寺(苔寺)、華厳寺(鈴虫寺)にほど近い、緑が多く静かな住宅地に建ちます。家のほんの近くには、桜並木が続く西芳寺川が流れています。

ご夫婦とおばあさん、そして猫2匹が暮らす2階建て延床面積30坪の家です。

見学会の翌日、竣工写真を撮らせていただきましたので、ちょっと建物を紹介させていただきます。

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玄関を入ると、広い土間と吹抜けがあります。

その玄関土間には、将来薪ストーブが設置されます。

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開放的な大きな吹き抜けには、猫たちの為のキャットウォークを設けました。

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人が集まる、開放的で遊び心がある家にしたいというお施主様のご要望に応え、

家族とたくさんの友人が集う20帖のLDKに玄関土間を取り込みました。

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キッチンからは、家事をしながらダイニング越しに大きなウッドデッキと植栽をのぞむことができます。

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ご主人こだわりの紺色のタイルを張ったキッチン。

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おばあさんの部屋には、小さなシンクと小さなウッドデッキがあります。

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2階のフリースペース。ここからロフトへと続きます。

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勾配天井の2階寝室。

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寝室に設けた内部窓は、吹き抜けを通じ1階とつながっています。

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多目的に利用できるロフト。

ロフトの奥に設けた、パッシブソーラー「そよ換気」により、夏は2階やロフトの熱を排気し、冬は太陽熱を取り入れて家全体を暖めてくれます。

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見学会当日、あいまを見て近くを散策してみました。

早朝の「松尾大社」。拝殿には来年の干支が描かれた大きな絵馬が飾られていました。

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昼ごろの「鈴虫寺」。願いがかなうというお札を求めて長い行列。

商売上手のお寺さんです。

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西芳寺川越しに見える「苔寺」の庭。

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一休禅師が幼少のころ修養されたという、竹の寺「地蔵院」の参道。

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「竹の寺」の晩秋。

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by y-tukide | 2016-12-20 09:15 | 見学会・イベント

歴史をつなぐ 古民家再生 「100年前に移築された京町家再生」完成見学会

1112日(土)・13()の両日、お施主様のご厚意により完成建物見学会を開催させていただきました。

今回も大変多くの方々ご参加いただき、スタッフ一同感謝しています。

改めましてお施主様、参加者の皆様にお礼申し上げます。

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この建物は、淀川左岸を京都から淀を経て大阪の京橋へと続く京街道の「枚方宿」の東に建ちます。その枚方宿でご先祖が、商いをされていたのですが、ある時期京都に移り住まれ、その後100年程前に、京都の町家を移築し家ごとこの地に戻ってこられたという歴史のある建物です。

そして100年後の今、後世に残していきたいというご当主の思い出で、この度、再生工事をさせていただきました。

力強い丸太梁がかけられた「はしりにわ」の「火袋」や梁を表しにした「大和天井」など、京町家の特徴を生かしながら、耐震補強や住みやすさも考え再生しました。

歳月を積み重ねなければつくり出せない味わいや先人の知恵、技もかいまみることもできる建物です。

改修前の東側外観。

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改修後の東側外観。

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改修後の西側外観。

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この建物は移築された際、道路に面していた玄関側が敷地の裏側(東側)に変わったので、「みせの間」と続く元道路に面していたもう一つ部屋(多分元は道路面に格子があった)を半間出し、客人用の玄関として造りかえられたようです。

その後その玄関は、居室に造りかえられたのですが、今回以前の客人玄関に戻しました。

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「客人玄関」には、小さな床の間があったのですが、その部分は生かしました。

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「家人玄関」の「格子戸」の内側には、「大戸」があり、そこには「くぐり戸」あります。

家人玄関横の「みせの間」には、元は「出格子」があったようで、柱にその痕跡がありました。

改修では、「平格子」とし、意匠は玄関の右側に仕込まれている格子と同じデザインにしました。

また玄関横の「ばったり床几」は、当時のままです。

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「みせにわ」の天井は「大和天井」。正面には「目板格子」の「大戸」があり、ここにも「くぐり戸」があります。左側の「みせの間」の建具は、元の客人玄関にあった建具を再利用しました。

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床板が張られた「はしりにわ」には、レンガで積まれた「おくどさん」とタイル張りの「はしり(流し)」ありました。

「火袋(吹抜け」には、太い松丸太が架けられていました。

改修前の「はしりにわ」。

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「はしににわ」からつながる「だいどこ」は、家族が食事をする場所です。

「だいどこ」の「舞良戸」を開けると「箱階段」がありました。

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改修後の元「はしりにわ」と「火袋」。

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伝統工法で改修したのですが、耐震補強のために新設した耐力壁の「竹木舞下地」は、あえて一部土を塗らずに「表し」にしました。また「だいどこ」の天井板をはがし、吹き抜けにしています。

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「大黒柱」についている「つい立て」は、「嫁かくし」といいます。これ以上は家人の許可なく入ってこないでというしるしです。

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1階の座敷。

写真の左側の縁側は、元は「床の間」でした。ある時期に南側からの採光を得るために妻側の「側柱」を残したままアルミサッシの掃出し窓を設け縁側がつくられました。

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今回、アルミサッシを取り除き以前使われていた古建具を再利用しました。また、保管されていた以前の床の間に使われていた一間半のケヤキの床板を再利用して新たに床の間を以前の反対側に設けました。

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もっとも痛みが激しかった風呂、便所がある水回りの改修。

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2階の格調高い座敷。

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価値のある古民家や町家がどんどんつぶされていく昨今、日本の優れた伝統的木造建築をいかに残していくか!

今回、お施主様の自分たちの先祖さんが住み継いできたこの建物を後世に残していこうという思いには感服しました。

また実は、この建物はご自身がお住まいになるのではなく、福祉関係など社会的に利用していただける施設として活用しようとお考えです。その思いにも改めて頭が下がります。

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by y-tukide | 2016-11-15 12:24 | 見学会・イベント