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2023年 去り行く年の思いでフォトブログーその2
2023年 去り行く年の思いでフォトブログーその1-
今年も残りわずかとなりました。
この一年を振り返り、月々の思い出に残る出来事や気に入りの写真を改めて掲載したいと思います。
2023年1月6日 お正月休み―その1
元旦の朝、3歳の孫と二人で近くの「神明神社」に初詣。
「二礼二拍手一礼」の拝礼のやり方を孫に教えたのですが、神前に向かい私より深々と礼をし、手を合わせる姿に並んでいた後ろの方から「うまくできました!」と誉め言葉を頂きました。
翌日の2日からは、妻と私だけでの二泊三日の「那智勝浦」への南紀の旅。
車に私と妻の相棒である自転車を積み、今回は、大阪周りで阪和自動車道から紀勢自動車道を走り、「串本」経由で「那智勝浦」に向かいました。
串本の海岸線に約850mの列をなして大小の岩柱がそそり立つ「橋杭岩(はしくいいわ)」。
2023年1月16日 お正月休み-その2
2023年1月3日7:07 那智勝浦「お蛇浦海岸」にて。
那智勝浦での宿は、私が南紀方面に来ると必ず泊まるお気に入りの宿「一の滝」。
この宿の売りは、100%源泉かけ流しの温泉。塩素剤などを一切使用せず濾過・循環もしていません。
朝夕の食事なしの完全素泊りの宿で、部屋のアメニティーも歯ブラシとタオル・バスタオルのみで過剰なサービスは一切なし。
宿泊代もリーズナブルで正月料金でも税込み一人7,000円。
全室海に面し、部屋からの眺めも素晴らしい。
2023年2月6日 大和街道 柘植宿から関宿を行く
「大和街道」は、江戸時代には加太越(かぶとごえ)奈良道と呼ばれ、三重県を走る東海道の「関宿」の「西の追分」から分岐し「加太宿」へ、そこから加太峠を越えて「柘植(つげ)」「伊賀上野」「島ヶ原」を通り「大和(奈良)」へと続く街道。
この日の出発点である和瓦葺き木造平屋建てのレトロなJR関西線の「柘植駅」。
関西線と大和街道が交差する位置に、明治23年(1890年)に完成した長さ4.5m・幅15.1mのレンガ造りの「架道橋」。
アーチの環と内部の腰部は石積み、上部はイギリス積みレンガ、技術的にも意匠的にも優れた現役の架道橋です。
2023年3月27日 丹後天橋立から伊根を行く―その3
季節も良くなり、この日はサイクリング日和ということもあり、久しぶりに相棒と丹後半島の付け根にある日本三景の一つである「天橋立」から、舟屋で有名な集落「伊根」へと相棒と一走り。
2023年4月3日 春らんまん
自宅の近くに「宇治市植物公園」や「京都府山城総合運動公園(太陽が丘)」があり、
晴天のこの日、身近な春を撮影。
2023年4月24日 伊勢別街道を行く」―その2
「伊勢別街道」は、三重県を走る「東海道」の「関宿」の「東追分」で分岐し、南下し現在の津市芸濃町を通って津の「江戸橋」で「伊勢街道」と合流する街道。
この日の出発点である早朝の関宿。
三重県の松阪のA級グルメと言えば松阪牛、その松坂のB級グルメはと言えば味噌だれの焼き鳥肉。
私は、自分でもあきれるぐらい味噌だれの焼き鳥肉が好きです。
この日、たまたまグーグルの地図で見つけた「とりいち大里店」という焼き鳥肉店で好物を昼飯に。
2023年5月15日 越中富山の旅
5月の連休、娘と小6の孫娘・3歳の孫・妻そして私の5名で富山を二泊三日で旅をしました。
きっかけは3歳の孫が乗り物好きなことから、妻が黒部渓谷トロッコ電車に乗り行こうと提案したことからです。
最初に向かったのは「新湊」、かつては北前船で栄えた海沿いの港町。新湊の市街地を流れる全長3kmの「内川」には漁船が停泊し、いくつもの異なった橋が架かり、河畔には古い家屋が並ぶ風景は「日本のベニス」とも呼ばれている。
黒部渓谷トロッコ電車は、宇奈月駅~欅平駅間の約20kmを結び、電源開発工事用に敷かれた軌道が前身で、戦後、観光鉄道として整備されたもの。
そして宿は、「越中八尾(えっちゅうやつお)」にある公共の温泉宿。
越中八尾は、三味線や胡弓の調べにのって各町内を躍り手が踊りながら町を流す「おわら風の盆」で有名なところ。
その越中八尾の「諏訪町本通り」、無電柱化された道路には石畳みが敷かれ、この地方特有の造りの民家が軒を連ねる情緒ある街並みで、「日本の道100選」にも選ばれています。
早朝の諏訪町本通り。
2023年6月26 近江高島かいわい
久しぶりに近江の高島かいわいを相棒と散策。
車で国道161号線を走り高島市の「鵜川(うかわ)」に入り最初に訪れたのは、湖中に朱塗りの鳥居が浮かぶ「白髭(しらひげ)神社」、近江最古の大社です。
この街は、「発酵食」の街でもあります。
滋賀県で唯一の酢の醸造所や造り酒屋、麹屋、味噌屋、鮒寿司屋があり、昔は造り酒屋が7軒もあったそうです。
街道沿いにある「萩乃露」の名で知られた、造り酒屋の「福井弥平商店」。
私は萩乃露が好きで、いっとき、冷やして晩酌でいただいていました。
2023年6月12日 三室戸寺のアジサイ
自宅から車で十数分の所にある宇治の「三室戸寺」は、平安時代創建の古刹で西国三十三所観音霊場十番札所。
山裾に広がる5千坪の境内には、この時期、50種1万本のアジサイが咲き誇ります。
私は例年訪れ、そして今年もカメラにおさめました。
古の官道「上ツ道」を行く
古代の奈良盆地には、藤原京と平城京を結ぶ「上ツ道」・「中ツ道」・「下ツ道」と呼ばれる日本最古の官道(国道)がほぼ等間隔で南北に縦断していた。
私はその内の「下ツ道」を昨年の7月に相棒と行っている。
そして今回、最も東側に位置する「上ツ道」を行くことにした。
「上ツ道」は、中世以降には「上街道」と呼ばれ幹線道として発達し、近世には大和(奈良)、山城(京都)方面からの伊勢詣での参宮道「伊勢街道」としてもにぎわった。
この日、奈良公園の「猿沢池」から相棒と今回の目的地である桜井の「大神神社(おおみわじんじゃ)」へと向かった。
奈良公園の猿沢池の前を流れる「率川(いそがわ)」に架かる石橋から「率川地蔵尊」を横目に、久しぶりの「奈良町」の風情を楽しみながら南へと走った。
道沿いのこの建物は、18世紀後半の町家「藤岡家住宅」。重要文化財にも指定されている。
だいぶ以前に内部を見学させていただいたが、右手奥のくぐり戸付きの「丸太格子」の塀の内側は坪庭で、その奥に床の間を構えた座敷がある粋な造りの町家。
奈良町を抜け、「出屋敷町」というところの道沿いで見かけた超大型の町家。
1階正面は竹の格子で覆われているが、その中には、立派な出格子がある。
奈良の中心部から離れたこの場所でどんな商いをされていたのか?
さらに進むと田園風景が広がる。
田んぼの中を走るのは、古代奈良を思わせる名のJR「万葉まほろば線」。
この路線は、桜井まで上ツ道と並行して走っている。
さらに進むと右手に「帯解寺(おびときでら)」に現れる。
「帯解寺」は華厳宗の古寺で、平安前期、文徳天皇の皇后が子に恵まれず悩んでいた折、この寺の本尊に祈願したところ、間もなく懐妊し安産されたことから「帯解寺」の名が付いたと伝えられ、今も全国から多くの人が安産祈願に訪れている。
御祈祷の受付所では、現代風「腹帯(はらおび)」が販売されていた。
道沿いには、奈良らしい太い格子がはまった町家がいくつも見られ、非常に趣がある道である
この町家の玄関戸は、腰板付きの「障子」張り。
今回、上ツ道を走っていて古い町家のこのような玄関の「障子戸」はいくつか見た。
さすが古いものを尊ぶ「奈良」ならではの風景。
道は天理市の「櫟本(いちのもと)」にはいり、「上ツ道(上街道)」と大和高原(福住方面)から来る「高瀬街道」と交差する。
この辺りは、古くから「市場」が開かれ、商売が活発でにぎわったところ。
その「馬田(うまだし)」というところで見かけた、荷を運ぶ馬をつないだ「馬つなぎ」の遺構。
その周辺の趣のある街並み。
天理市の中心部を抜けると、稲刈りを終えたのどかな風景が広がる。
「柳本」あたりで左に折れ上ツ道を離れ、奈良盆地の東の山沿いを走る日本最古の道「山辺の道(やまのべのみち)」沿いの古刹「長岳寺」に寄り道することに。
私は若いころ、この寺が好きで何度か訪れている。
「長岳寺」は平安時代初期、淳和天皇の勅願により弘法大師が創建した寺で、盛時には僧兵300、宿坊48、境内9,400坪の壮大な寺院であったが、歴史の中の栄枯盛衰を経、今は里山にひっそりたたずむ寺である。
約千年前に建立された、重要文化財の日本最古の「鐘楼門(しょうろうもん)」。
この寺の境内には、石仏が多くある。私が若い時訪れたころは、その石仏の拓本をとるために塗られた墨が石仏に残っていたが、今は石仏にそんな形跡は無かった。
長岳寺は「花の寺」でもあり、四季折々の花を楽しめる。
久しぶりに訪れた長岳寺を後に、上ツ道に戻り先に進むとJR「巻向駅(まきむくえき)」が右手にあり、駅の西側に史跡「纏向(まきむく)遺跡」がある。
この「纏向遺跡」は、ヤマト政権発祥の地として、「邪馬台国(やまたいこく)」の西の九州説に対する東の候補地として全国的にも有名な遺跡。
また、この辺りには大小多くの古墳が分布し、その中で纏向遺跡の南側には、ヤマト政権の女王である「卑弥呼(ひみこ)」の墓ではないかと話題を呼んだ「箸墓古墳(はしはかこふん)」がある。
古代の遺跡をたどりながら、ようやく「大神神社(おおみわじんじゃ)」に到着。
今回の「古(いにしえ)の官道『上ツ道』を行く」、一千数百年にわたる悠久の歴史を感じさせる、大和(奈良)ならではの「街道を行く」であった。
長岳寺の近くの「黒塚古墳」で大量に出土した、ヤマト政権成立を究明する貴重な資料の「三角縁神獣鏡」―黒塚古墳展示館にて。