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備後「笠岡 北木島」ぶらり一人旅
「笠岡」は、岡山県の南西部に位置し広島県福山市に隣接する瀬戸内の町である。
笠岡の沖合には、小さな島が点となって連なる笠岡諸島がある。
今回、その笠岡諸島の中で最大の島である「北木(きたぎ)島」にぶらり一人旅をした。
瀬戸内に浮かぶ「北木島」は『石の島』、ここで瀬戸内三大銘石「北木石」として知られる美しい白さを特徴とした花崗岩が産出される。
「北木石」は、古くは大阪城の石垣をはじめ日本銀行本店・東京駅丸の内駅舎・大阪中央公会堂などの歴史的建造物に多く使用された。
粘りがあり加工しやすいことから墓石や建築用材として評価が高い。
この日、夜中に家を出て笠岡の伏越港に着いたのが朝6時半ごろ、ここから相棒と7時15分発のフェリーに乗船し北木島へと向かった。

船上から水面に映える日の出が拝めた。

そして1時間ほどの船旅で採掘により山肌が痛々しい姿の北木島が目の前に現れた。

「金風呂港」で下船し、港にあった北木島観光案内図で島の見どころを確認し相棒と出発。
さすがに『石の島』、島のあちらこちらに切り出された石が置かれている。


集落内の民家の石垣などに惜しげもなく北木石が使われている。

石垣の上に大きな延石を載せ、持ち出して基礎にしている民家もあった。

幼稚園のすべり台も石を積み上げた小山から滑り下りるように造られている。
この幼稚園の園児数は、現在2名とかで寂しいことに今春には閉鎖されるとのこと。
ちなみに小学校も今春に最後の6年生を送り出し閉校となるそうだ。

加工工場らしき建物の前にこんな石像が立っていた。
ここはまさに『石の島』である。

北木島では、採石が最も盛んであった昭和32年(1957年)には、127個所の採掘場である「丁場」が稼働し島民も6千人程いたそうだ。
ところが中国から安価な花崗岩が入るようになり多くの丁場が操業を停止し、今や稼働している丁場は一か所のみで人口も十分の一ほどに減少した。
そんな丁場跡に雨水がたまり湖のような景観となったものを「丁場湖」と呼ばれている。

この「丁場湖」には、切った石を吊るし上げるためのアームが残されていた。
採石の歴史を物語る産業遺産である。

これも産業遺産の「千ノ浜(ちのはま)の護岸景観」。
千ノ浜の海岸は、昔は砂浜であったのだが採石の廃土石で埋め立てられ、小さな石を積み出しする港として利用された。
この小さな港の護岸は、採石で発生した端材を利用して築かれた原産地ならではの風景である。

「金風呂港」の北東隣りに「豊浦港」がある。
そこには最盛期には、ここから石材を積み出したのか水位に合わせて積み下ろしができる階段状になった「雁木(がんぎ)」があった。

港の護岸に飾られた「メビウスの輪」と名付けられた巧みな加工がほどこされた北木石のモニュメント。

その近くにこんな石のモニュメントも。

ここから海岸線を走り島の反対側にある「楠港」に向かった。
海岸線に沿って走る道沿いには、石の加工工場らしき建物が並ぶがほとんどが空き家である。
北木島には、採掘場とそこから切り出された石を加工する工場が多くあった。
ところが中国などからの安価な石が入ってくるようになり、質がいいが高価な北木石の需要が減ったこともあり、北木島で加工する必要が無くなり、加工工場は廃業もしくは島から離れ本土に移転したそうである。

そんな中、加工音が響く一軒の工場を見学させていただいた。
ここでは、墓石を中心に加工されているそうである。
これらの石は、やはり中国をはじめいろんな地域の石を使って注文に応じて加工しているとのことであった。

再び海岸線に戻り走ると、ここにも端材を積み上げた『石の島』ならではの独得の趣がある護岸があった。

そして楠集落に到着。
集落内の潮が引いた船溜まり。

北木島には「金風呂港」・「豊浦港」・「楠港」・「大浦港」の港がる集落が四つある。
その中で「楠」が一番小さな集落である。
集落内を散策していても見かける人もなく廃屋が目立った。

次に「楠」から2kmほど南にある「大浦」にも行きたかったのだが時間の都合であきらめ、「豊浦」に戻りそこで昼食をとることにした。
そして島内の貴重な食事処であるKsLABOという店で「笠岡ラーメン」をいただいた。

その後、この島で唯一操業されている「丁場」を見学に行った。
この会社は、明治25年(1892年)創業の歴史ある採石会社である。
ここには丁場を見下ろす展望台があり、平日は12時から13時の間のみ1,000円で見学できる。

足がすくむ高さからの眺め。下には端材がゴロゴロしている。
以前端材は、干拓地の埋め立て材として売れたそうだが、今はその需要もなく端材の処分に困っているとのことであった。
私が見る限り建築用材として面白そうな活用の仕方があると思えるので、案内し説明してくれた方に話すと、トラックで取りに来てくれたらいくらでも分けてあげるとのことであった。

その後、金風呂にある旧映画館「光劇場」に行った。
北木島には、石材業で活気にあふれていた頃、4つの映画館があったそうだ。そのひとつが「光劇場」で昭和20年代の終わりから42年頃(1950年代~1967年頃)まで営業していたそうである。
閉館してから一時は使われていなかったが、島の人たちの力によりよみがえり「友の会」によって観光施設として再活用されている。
ここには、当時の設備や映像機がそのまま残っている。

スクリーンや木製の椅子などレトロな雰囲気が漂う。
現在ここでは、北木石に関するドキュメンタリー映画が放映され、石の歴史を伺うことができる。

スクリーンに映し出された二隻の船で巨石を積み出す当時の様子。

その後、光劇場を後にフェリー乗り場がある金風呂港に戻った。
風もなく凪(なぎ)の鏡のような海面に浮かぶ漁船。
今やこの島は、活気あふれた荒々しい石材業の島から静かな漁村に変貌している。

そんな金風呂港から14時13分発のフェリーに相棒と乗船し、車が置いてある笠岡伏越港に向かった。

さすがにここから日帰りはきついので、無理をせずこの日は岡山の「倉敷」に泊まることにした。
倉敷の美観地区の夜景。










































































































