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北国海道 堅田から勝野を行く
この日はJR湖西線堅田駅で降り高島の「勝野」へと向かいました。
国道161号線をしばらく歩き、左に分岐する道が旧街道で、このあたりが「小野」の集落です。
街道沿いに茅葺の民家が一軒ありました。

このあたりは古代の豪族「小野氏」のふるさとです。日本最初の遣隋使である「小野妹子」の輩出した地で、近くには小野妹子の墓と伝えられる唐臼山古墳があります。
小野の集落の家並みを見ながら進むと左手に「右 北国海道」「左 小野の社・小野の塔」と記された小さな道標があり、この参道を行くと「小野篁神社(おののたかむら)」「小野神社」「小野小町の塔」があります。
正面の小野篁神社の本殿は室町時代のものとされ重要文化財で、左手奥にひっそりたたずむ小野神社は、菓子や餅の祖神として崇められています。

小野の集落を過ぎると「和邇(ワニ)」の集落に入ります。
このあたりは日本に漢字や儒教を伝えたとされる人物を祖とする古代の豪族「和邇氏」の郷です。
「小野」にしろ「和邇」にしても今はひっそりした集落ですが、日本の歴史形成において活躍した人達を輩出した地であることを思うと感慨にひたります

ここからは道は湖岸に向かい「中浜」という集落に入ります。
浜の近くに建てられた説明書きによると、このあたりは明治18年と29年に水害に見舞われ集落がすべて水没したそうです。現在湖岸に残る石垣は、当時の人々の水害に対する苦労のあかしです。

和邇漁港。

湖岸を後に道は国道161号線と合流し「木戸」の集落に入ります。
ここは北国海道の宿場でした。比良山地の山裾にある「樹下神社(じゅげ)」の眼下に集落が広がります。

このあたりからは比良の山々が湖岸にせまります。
海道は国道161号線を行くことになるので、海道をはずれ湖岸の道を歩くことにしました。

北比良の集落。

昨年、ツキデ工務店が北比良の集落内で古民家の母屋と離れを再生・改修工事をさせていただいたのですが、そのお宅の前を通りました。

このお宅からちょっと行くと湖岸にで、対岸の長命寺の山々と沖ノ島が望めます。

湖岸沿いを先へ進むと「雄松崎」通称「近江舞子」に続きます。ここは景勝地と知られ琵琶湖八景のひとつ「雄松崎の白汀(はくてい)」として有名です。

さらに進むと「北小松」の集落に入ります。
地元の方に話を聞くと、現在北小松の集落には二百数十軒の民家があり、その中に佃煮屋が5~6軒あるそうです。ここから沖ノ島までは十数キロの距離で、昔は沖ノ島の漁師が漁をした後、島に帰るより北小松に寄港したほうが早い場合は、ここで魚介類おろし佃煮に加工されたそうで、そのための宿もあったそうです。

北小松漁港。

北小松漁港を過ぎ国道161号線を北上し「鵜川(うかわ)」集落に入ると湖中に朱の鳥居が見えます。ここが「白髭(しらひげ)神社」です。
現在の社殿は、豊臣秀吉の遺命により秀頼が片桐旦元(かたぎりかつもと)を奉行として造営されたもので重要文化財に指定されています。

さらに北に進むと「鵜川四十八体石仏群」が静かにたたずんでいます。
伝えによると戦国時代の武将、佐々木六角義賢(よしかた)が亡き母の菩提を弔うために建立されたもので、長年の風雪によって風化し、表情に風情が感じられます。

この先が「勝野」へと続きますが、この日はこれまで。
JR湖西線近江高島駅から帰路につくことにしました。

国道161号線をしばらく歩き、左に分岐する道が旧街道で、このあたりが「小野」の集落です。
街道沿いに茅葺の民家が一軒ありました。

このあたりは古代の豪族「小野氏」のふるさとです。日本最初の遣隋使である「小野妹子」の輩出した地で、近くには小野妹子の墓と伝えられる唐臼山古墳があります。
小野の集落の家並みを見ながら進むと左手に「右 北国海道」「左 小野の社・小野の塔」と記された小さな道標があり、この参道を行くと「小野篁神社(おののたかむら)」「小野神社」「小野小町の塔」があります。
正面の小野篁神社の本殿は室町時代のものとされ重要文化財で、左手奥にひっそりたたずむ小野神社は、菓子や餅の祖神として崇められています。

小野の集落を過ぎると「和邇(ワニ)」の集落に入ります。
このあたりは日本に漢字や儒教を伝えたとされる人物を祖とする古代の豪族「和邇氏」の郷です。
「小野」にしろ「和邇」にしても今はひっそりした集落ですが、日本の歴史形成において活躍した人達を輩出した地であることを思うと感慨にひたります

ここからは道は湖岸に向かい「中浜」という集落に入ります。
浜の近くに建てられた説明書きによると、このあたりは明治18年と29年に水害に見舞われ集落がすべて水没したそうです。現在湖岸に残る石垣は、当時の人々の水害に対する苦労のあかしです。

和邇漁港。

湖岸を後に道は国道161号線と合流し「木戸」の集落に入ります。
ここは北国海道の宿場でした。比良山地の山裾にある「樹下神社(じゅげ)」の眼下に集落が広がります。

このあたりからは比良の山々が湖岸にせまります。
海道は国道161号線を行くことになるので、海道をはずれ湖岸の道を歩くことにしました。

北比良の集落。

昨年、ツキデ工務店が北比良の集落内で古民家の母屋と離れを再生・改修工事をさせていただいたのですが、そのお宅の前を通りました。

このお宅からちょっと行くと湖岸にで、対岸の長命寺の山々と沖ノ島が望めます。

湖岸沿いを先へ進むと「雄松崎」通称「近江舞子」に続きます。ここは景勝地と知られ琵琶湖八景のひとつ「雄松崎の白汀(はくてい)」として有名です。

さらに進むと「北小松」の集落に入ります。
地元の方に話を聞くと、現在北小松の集落には二百数十軒の民家があり、その中に佃煮屋が5~6軒あるそうです。ここから沖ノ島までは十数キロの距離で、昔は沖ノ島の漁師が漁をした後、島に帰るより北小松に寄港したほうが早い場合は、ここで魚介類おろし佃煮に加工されたそうで、そのための宿もあったそうです。

北小松漁港。

北小松漁港を過ぎ国道161号線を北上し「鵜川(うかわ)」集落に入ると湖中に朱の鳥居が見えます。ここが「白髭(しらひげ)神社」です。
現在の社殿は、豊臣秀吉の遺命により秀頼が片桐旦元(かたぎりかつもと)を奉行として造営されたもので重要文化財に指定されています。

さらに北に進むと「鵜川四十八体石仏群」が静かにたたずんでいます。
伝えによると戦国時代の武将、佐々木六角義賢(よしかた)が亡き母の菩提を弔うために建立されたもので、長年の風雪によって風化し、表情に風情が感じられます。

この先が「勝野」へと続きますが、この日はこれまで。
JR湖西線近江高島駅から帰路につくことにしました。

by y-tukide
| 2015-11-02 09:30
| 街道を行く