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2018年我社の年賀状 宇治田原町の「柿屋」

皆様、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

今年最初のブログは、2018年のツキデ工務店の年賀状です。

今年の年賀状は、私が住む宇治市の隣町である宇治田原町の晩秋の風物詩「柿屋」を年賀状に使わせていただきました。

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京都府南部の山間の町宇治田原町では、晩秋の時期、冬の味覚「古老柿」=「コロ柿」の生産のための「柿屋」が組まれます。一般の「干し柿」といえば、縄に連ねて干されますが、ここでは稲刈りの終わった田んぼに丸太を組み屋根に藁を乗せた柿屋で干されます。

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宇治田原町はお茶の産地として有名ですが、茶畑の中や周辺に多くの渋柿が植えられています。それらの柿は、干し柿のためにだけではなく、昔は「柿渋」生産のためでもあったそうです。

たわわに実った渋柿。

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収穫した柿は、へたを切り落とし皮をむきます。

昔は、手作業で行われていましたが、現在は機械で行われます。
皮の多くは田畑の肥料になりますが、干すと甘みがでるため、漬け物に加えたりもするそうです。

そして柿屋の割竹で編んだ棚に皮をむいた柿を干します。

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何千個と並べられ1520日乾燥されます。古老柿作りには乾燥した冬の気候が適しています。このように柿屋で乾燥させる製法は宇治田原独特のものです。

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ある程度乾燥してきた柿を柿屋からおろし、「むしろ」に広げます。

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皮をむいたときは明るいオレンジ色だった柿も、寒風にさらされるうちに変化していきます。

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古老柿を作るには、単に乾燥させるだけではなく、ある程度乾燥が進んでから、「藤箕(とうみ)」の上で踊らせる「ひる」という作業が行われます。こうすることによって乾燥し硬くなった柿が柔らかくなり、表面にはしだいに白い粉が吹くようになります。毎日繰り返すこの作業は重労働のため、最近は機械でも行われます。

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夜は別の場所に移され、雨が降りそうなら早めに移動させねばなりません。

良質の古老柿を作るために、出荷までの毎日が空と相談しながらの作業です。そんな作業が1週間ほど続きます。

年によっては、半分余りが商品とならなかった年もあるそうです。

昨年は晴れの日が続き幸いでした。

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そしてようやく完成した古老柿=コロ柿。

表面に吹いた白い粉は、内部から出てきた糖分で口に含むと自然な甘みを感じます。

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生産が終わる12月末には柿屋が解体されます。

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昔から宇治田原で伝承されてきた古老柿の製法、この地域の冬の気候を巧みに利用した先人の知恵の結晶です。

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by y-tukide | 2018-01-05 10:35 | 我が社の年賀状