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大阪北部地震

大阪府北部で2018618日午前758分に発生した最大震度6弱の地震、私が住む宇治でも震度5弱の揺れで、23年前の阪神・淡路大震災以来の強い地震でした。

この地震で被災された皆様にお見舞い申し上げると共に、お亡くなりになられた方々のご冥福を祈ります。

現在ツキデ工務店は、この地震の震源地に近い大阪北部の吹田市、茨木市、枚方市に工事中・計画中・計画予定の古民家(築100年以上)が4軒あります。私はこれらの建物の被害状況を知るために地震後現場に走りました。

枚方市のT様邸。

庭の土塀が倒れました。幸い敷地内でしたので倒れたことによる被害はありませんでした。

東西方向に揺れたようです。

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土塀を支える「のべ石」の柱が見事に折れていました。

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枚方市のY様邸。

今年の8月から再生工事着工予定の建物です。蔵が三つあるのですがそのうちの一つの蔵は、以前から一部土がはがれおちていたのですが、今回の地震で下地が現れるほど土がおちました。

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ところが蔵内部の棚に置かれた物が、揺れ方向にもよるのでしょうが全くどうもなかったのは驚きでした。

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この建物が建つ場所は淀川に近く、地下水の水位が浅いために液状化現象が起きていました。

液状化現象を見るのは初めてです。

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蔵の前に小さなお社が祀られていたのですが足元が10㎝程移動していました。建物が基礎と緊結されていたならば柱が折れていたかもしれません。まさに建物が石の上にのっているだけの「石場建て」の構造的特徴を見ることができました。

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伝統構法の母屋に在来構法で増築された洗面・風呂・トイレの建物があるのですが、その接合部の垂れ壁のまぐさが外れていました。構造体により揺れ方が違うのでその接合部で破壊が起きたようです。

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庭の灯篭は全滅。

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茨城のO様邸。

このお宅では、同じ伝統構法の建物でも蔵と一般家屋とは揺れ方が違うようで蔵と家屋の接点でガンガンあたったのでしょうか破壊が起こっています。

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このお宅には長屋門があり何十年か前に居室として活用するのに改築されたのですが、壁に断熱材を入れるために耐力壁となる土壁を取り除いたようで、そのために大きく揺れ屋根瓦がずれました。

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枚方のY様邸から歩いて5分ぐらいの所に2015年から1年以上かけて伝統構法で再生工事を行った「明治37年に移築された京町家」があります。

その被害状況は、内部の壁は柱の際などに若干の亀裂や壁がおちた個所がありましたが、軽微で補修で済みます。

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この写真壁は「限界耐力計算法」で計算し、新たに設けた耐力壁ですが、柱と梁の角の漆喰がちょっと浮いています。この壁に地震の力が加わったようです。耐力壁として役割を果たしてくれました。

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ただここでも蔵と一般家屋との接点で漆喰壁がちょっと浮いていました。

実は右側の建物の蔵と接する部分は柱を蔵からいくらか離してたて、内部の壁には柱と離し壁止まりを付けたので内部の壁は全く損傷がありませんでした。

外部は、見え方を優先し桁と蔵に間をとらなかったので桁が蔵の壁を押したようです。

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このお宅でも灯篭が一基倒れましたが、建物本体は壁の軽微な損傷で済みました。

伝統工法の建物は、揺れることにより地震力を吸収する構造ですので壁土のある程度の損傷はやもう得ないことと思います。

今回、伝統構法での耐震改修前と改修後の建物が、震度6弱の短周期地震でどうだったのかを自分の目で見ることができました。また課題も与えられました今後工夫していきたいと思います。

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by y-tukide | 2018-06-26 09:58

雨上がりの三室戸寺

自宅から車で10分ほどの所に「三室戸寺(みむろどじ)」があります。

三室戸寺は、千二百年前に創建された古刹であり、西国三十三所観音霊場十番札所です。

また「花の寺」としても有名で梅雨のこの時期、杉木立の中のアジサイ園では501万株のアジサイが咲き誇ります。

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雨上がりのアジサイ園、いろんな色、種類のアジサイを楽しむことができます。

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梅雨の平日ですが多くの観光客が訪れていました。

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本堂の前では初夏が見頃のハスが咲き始めていました。

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by y-tukide | 2018-06-18 09:00

若桜街道 若桜宿を行く

若桜(わかさ)町は、鳥取県南東部の兵庫県と隣接する山間の町です。この町には因幡(いなば)鳥取と播州姫路を結ぶ若桜街道が走り、宿場町としてまた若桜鬼ヶ城の城下町として栄えた町です。ただ現在残されている街並みは、明治18年の大火後、若桜宿会が「八東群若桜宿 宿内議決書」をもとに計画的に整備されたものです。

この日自宅から車で中国自動車道の山﨑ICを降り、若桜街道(因幡街道)現在の29号線を若桜宿へと走りました。

戸倉峠のトンネルを抜けると若桜町に入ります。道を下って行くと「岩屋堂」という集落があり、集落内を清流が流れます。

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そして清流の側に岩山がそびえその岩窟に「不動院岩屋堂」が建ちます。

鳥取県三朝町の三徳山の投入堂と同じ修験道寺院建築で国の重要文化財に指定されています。本尊の不動明王は、弘法大師が33歳のときに彫ったものだそうです。

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岩屋堂を後に若桜駅へと向かいます。

若桜駅は、昭和5年に開通した鉄道省若桜線の終着駅で、現在は鳥取県などが出資する第三セクターが運営しています。

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構内には、駅舎をはじめ手動式転車台や給水塔など開通当時の設備が良好な状態で残され、昭和のにおいが漂います。

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プラットホームに停車する「昭和」というディーゼル機関車は、2018年春にデビューした観光列車で今年の9月まで予約で満席だそうです。

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駅前の駐車場に車を置き、観光案内所で地図をもらい若桜宿を散策します。

これは「蔵通り」という通り。明治18年若桜宿に大火が発生したのですが、その後の町づくりで若桜街道の東側に寺を集め、その寺を火災から守るため蔵以外は建てることを禁じた地域を設けたことで、防火壁としての蔵が建ち並ぶ蔵通りが形成されました。

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蔵の妻側が道に面した重厚な街並みです。

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蔵の前には用水路があり豊かな量の水が流れています。

これも火災の際の防火用水としての役割のために計画的に設けられたものです。

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寺の本堂や庫裏も道から十六間(約30m)離れて建てなければならないと決められたそうです。

寺をはじめ建物の屋根瓦は、この山陰地方特有の「石州瓦」で葺かれています。

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蔵通りの西側には若桜街道が走り、建物の桁方向が道と並行して建つ「平入り」の町家が並びます。この通りを「仮屋(かりや)通り」と言います。

この通りも大火後、若桜宿会議で「家は道路端から一丈一尺(約3.3m)控えて土台を据えること、その土台から四尺(約1.2m)の仮屋、ひさしを付け、二尺(約60cm)の川を付けること」などがきめられたそうです。

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現在、仮屋は途切れ途切れになっていますが、当時は700800m連なり、雨の日でも傘無しで通りぬけたそうです。

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防火用水路として整備された水路には清流が流れ、街にうるおいを与えてくれます。

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流れの中に、冷たい清流に生息する梅花藻(バイカモ)が小さな白い花をつけていました。

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by y-tukide | 2018-06-11 09:30 | 街道を行く

早朝散歩 太陽が丘

自宅から歩いて10分ほどの所に「京都府立山城総合運動公園」別名「太陽が丘」があります。私は週の内34日、早朝、太陽が丘を1時間半ほど散歩します。

この時期、緑も深まり大変気持ちよく歩けます。

そしてこの数日カメラをぶら下げ散歩しました。

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540分ごろに家を出るのですが、早朝から多くの人が散歩しています。

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雑木林の中を抜けるこの道がいい。

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そして6時半からは、数カ所でラジオ体操が始まります。

私も体操をするのですがグループに入らず一人でやっています。

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天気が良ければ比叡山、愛宕山が望めます。

冬は比叡山の先に雪を抱いた比良山も望むことができます。

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この時期は、鳥たちにとって恋か子育ての時期なのか活発です。

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カラスも子育ての時期。

巣のある木に近づくと威嚇し、後ろから頭上間近で羽音がしたのにはびっくり。

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この間ぐずついた日が続きましたが、雨上がりの早朝散歩もいいものです。

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明日の朝は、どんな風景が見られるかな!

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by y-tukide | 2018-06-04 08:53 | 早朝散歩