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美作国 勝山散歩

美作国(みまさかのくに)勝山は、岡山県北部の真庭市にある山間の町です。

古くは、勝山城の城下町として、また播磨国姫路と出雲国松江を結ぶ「出雲街道」の要衝の地として繁栄しました。

以前から一度行ってみたいと思っていたのですが10月のはじめ訪れることができました。

出雲街道沿いには、白壁と出格子のある商家や民家が軒を連ねます。

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なまこ壁の蔵も多く当時の繁栄ぶりが伺えます。

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龍が描かれた見事な「鏝(こて)絵」。

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街道筋には蔵や町家を活用し、雑貨店やカフェ、ギャラリー、工房などの店が営業されています。

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この地方特有の黒と茶色の石州瓦の家並み。

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この建物は、現役の造り酒屋さん。

このあたりで「男はつらいよ」の寅さん最終作(第48作)のロケが行われたところです。

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街道と並行して流れる旭川。

この川を利用して舟で勝山より岡山まで地方の産物を積み、帰りは塩・日用雑貨品を積んで運んだそうです。

川に面する家々には、川に下りる階段が設けられ川の水を利用されています。

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勝山は、暖簾の町でもあります。

町の商家や民家の軒先に個性豊かな暖簾が揺れ、街並みにいろどりを添えています。

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10月というのにこの日は、汗ばむほどの陽気の勝山散歩でした。

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by y-tukide | 2018-10-29 12:17 | 散歩

「精華町下狛の家」建物完成見学会

1020日(土)・21日(日)の両日、お施主様のご厚意により引き渡し前の建物見学会を開催させていただきました。両日とも天候にも恵まれ、多くの皆様にご来場いただきスタッフ一同大変感謝しています。改めて皆様にお礼申し上げます。

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この建物は、周辺に田園風景が広がるのどかな住宅地に建つ、家族4人が暮らす延床33坪の2階建ての家です。

見学会の翌日、完成写真を撮らせていただきましたので一部紹介させていただきます。

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玄関ポーチの吉野杉を張り上げた大きな屋根は、雨の日も濡れずにガレージに行き来ができます。

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桧の柾板でつくった玄関ドアを開けると正面に窓があり庭の木々が目に入ります。

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玄関の天井と玄関ポーチの吉野杉の軒天は、台形の欄間ガラスを介してつながり、狭い玄関が広く感じられます。

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20畳の広さのLDK

キッチンは対面式、台所仕事をしながらリビング・キッチン・庭を望むことができます。リビングの隅に置かれたペレットストーブで全館暖房が可能です。

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リビングの1間半の掃出し窓からウッドデッキが続きます。

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リビングに隣接して半間の床の間を設けた六畳の和室。
天井に檜の丸太を掛け、吉野杉の梁を表しにし、素朴な仕上げにしました。

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外部からの視線を遮るために掃出し窓の障子は、「雪見障子」です。

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対面式のキッチン、収納部も多くとりました。

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キッチンから横に一直線に洗面、洗濯脱衣場、勝手口と続き効率の良い家事動線としました。

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吉野杉をふんだんに使った2階のプライベートルーム。

広いベランダを設け布団も干しやすくしました。

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設計から1年余りをかけてめでたく出来上がったこの家、

これから住まい手によって歴史が刻まれていきます。

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by y-tukide | 2018-10-23 11:08 | 見学会・イベント

(旧)枚方宿の町家再生工事

今月から、大型の町家の再生工事が始まります。着工前に記録として残しておくために現況写真を撮らせていただきましたので一部紹介させていただきます。

この建物は、大阪府枚方市を走る「京街道」の(旧)枚方宿に建ちます。

「京街道」は、江戸時代、京都の伏見と大阪の高麗橋へとつながる淀川左岸を走る街道で、京都と江戸を結ぶ東海道五十三次から「伏見宿」・「淀宿」・「枚方宿」・「守口」と続く古道です。

その京街道と並行して流れる淀川には「三十石舟」が往来し、京都と大阪の中間にあたる「枚方宿」は、特に旅籠や船宿が多く大層賑わったそうです。

その旧枚方宿には、今も当時の面影が残る建物が多くはないですが点在しています。

今回再生工事をさせていただく町家は枚方宿の中でも蔵を含むと間口が10間半(約20m)と最も大きく、「表屋造り」と言われる建物形式の町家です。

京街道沿いに建つ今回工事をさせていただく「表屋造り」の町家。

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この建物は、明治の中期から後期に建てられたと推測され、三つの「出格子」と「虫籠窓(むしこまど)」が連なるファサードは当時のままの形状と思われます。

「表屋造り」とは、通りに面して「ミセ棟」がありその裏手に「居住棟」がある大型の町家です。

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ミセ棟の玄関横に掲げられた当家の説明書きによると、

≪木南喜衛門家 屋号「田葉粉屋」 

木南家は楠木一族の後裔と考えられ、江戸時代初期から庄屋と問屋役人を兼ねていた。幕末期には農業経営を発展させ金融業も営んでいた。また「くらわん舟」の茶舟鑑札を所持し、宿駅と村の運営に大きな影響を行使した≫と記されています。

楠木正成が「湊川の戦い」で九州から東上してきた足利尊氏の軍を迎え撃ち敗れたのは南北朝の時代、682年前の話です。その子孫が「楠木」の名を世に忍び「木」と「南」に分け「木南(きなみ)」と名乗り現在まで続いてきたとはすごい話です。

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ミセ棟の玄関を入ると「ミセニワ」があり、その奥の居住棟との間に「中庭」があります。

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ミセニワに飾られた江戸時代の「籠(かご)」と「龍吐水(りゅうどすい)」。

龍吐水は、江戸から明治時代に使われた消火器具、手押しポンプです。安政二年(1855年)と記されています。

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ミセ棟は、ミセニワから「ミセ」「奥ミセ」と続きます。

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ミセ棟と居住棟の間にある「中庭」。

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中庭には、貴人用の「ゲンカン」が設けられています。

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ゲンカンから「ナカノマ」「ブツマ」と続きます。

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ブツマの続きにある「ザシキ」。

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時代を感じさせる見事な襖絵があるのですが、これをどのような形で残すか悩みどころです。

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梁表しの「大和天井」の家人が食事をする場所であった「ダイドコ」。

ここに置かれている「水屋」も再利用します。

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30畳以上あるカマドのある広い「ニワ」。

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天井は吹き抜けていて棟方向に「地棟」が架かり、その下に梁背が2尺(約60cm)の梁で受けた「煙返し」が見事です。

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広大な敷地の北側には二つの蔵があるのですが、今年の618日に発生した震度6弱の大阪北部地震と94日に近畿に襲来した台風21号の影響で壁の一部が落ち無残な姿になりました。修復は可能なのですが当然多額の費用も発生することもあり、お施主様にとっては悩ましいことです。

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この蔵は現在、十分に活用されていません。

また今回の改修工事は、住み継ぐための居住棟が中心の改修で、改修後ミセ棟と蔵が有効に活用されることをお施主様も願っておられます。実はミセ棟の「ミセの間」は依然、児童図書室として地域の子供たちに開放されていました。

「建物」は活用されて初めて値打ちが出ます。

改修し建物が生き返り、快適な居住空間としてまたこの建物ならではの味を活かし活用され、永く地域の風景として残り続けることを願い再生工事を行いたいと思います。

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by y-tukide | 2018-10-15 12:00 | 仕事色々

御手洗 散歩

大崎上島から望む瀬戸内の朝焼け。

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大崎上島の「明石」という港から、小さなフェリーに乗り大崎下島に渡り「御手洗(みたらい)」の港町へ。

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大崎下島にある御手洗(広島県呉市)は江戸時代、天然の「風待ち潮待ち」の良港として北前船や多くの公益船が寄港し栄えた港町です。

江戸から昭和初期に建てられた建物が今も集合し残り、平成6年に国の重要伝統的建物群保存地区として指定され、貴重で味わいのある街並みが大切に守られています。

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この建物は「若胡子屋跡」。

御手洗は、ここに寄港する船乗り達目当てに多くの遊女を抱えた花街で、その中で若胡子屋は最大の茶屋だったそうです。

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この建物は、昭和初期に建てられたモダンな劇場。

昭和30年頃までは映画館として使われていました。

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昭和の玩具や駄菓子の店「御手洗昭和館」。

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今でも時計の販売・修理を行っておられる時計屋さんの看板。

この町を歩いているとまるでタイムスリップしたかのような錯覚を覚え、何とも言えないのんびりした時が流れます。

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通りに面する何軒もの町家の格子に生き生きしたきれいな花が活けられ、この町を愛し誇りに思っている人たちの思いが感じられます。

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のどかな海の景色と潮風の香り、古い建物が醸し出す情緒豊かな町を歩いていると時を忘れてしまいます。

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偶然見かけたギャラリー。

愛知県からここに移住し、御手洗と瀬戸内の魅力を絵にしておられる田中佐知男さん。

孫娘に、今度来るときは絵道具を持っておいで、一緒に絵を描こうと誘ってくださいました。

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古い街道の宿場町も良いですが、「海道」の港町も私は好きです。

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by y-tukide | 2018-10-09 11:40 | 散歩