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かくれ里を行く 椋川

―秘境と呼ぶほど人里離れた山奥ではなく、ほんのちょっと街道筋からそれた所に、今でも「かくれ里」の名にふさわしいような、ひっそりとした真空地帯があり、そういう所を歩くのが、私は好きなのである― 白洲正子「かくれ里」の本文より。

白洲正子にあやかり、私もいつもの水汲みに行く道、若狭街道(鯖街道)を道草し朽木を過ぎたあたりの山道を左におれ、椋川(むくがわ)という所を訪ねました。
朝の8時、朝もやの中、山あいにひろがる集落。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14161510.jpg


椋川は、中世のころから近江守護佐々木氏の末流である朽木氏の支配下におかれた集落。
茅葺の民家も点在し、日本の原風景の趣を色濃く残しています。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14162974.jpg


歩いていて聞こえるのは小川のせせらぎと朝をつげるニワトリの声。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14164067.jpg


村の氏神さんの日吉神社、境内には樹齢二百年以上と推定される杉の大木。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14165254.jpg


蔵のある民家の敷地に立つ、これも樹齢四百年の桜の古木。
この里の歴史の深さを感じます。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_1417198.jpg


広い山里に民家が点在していますが、もっとも多く民家が集まる笹ケ谷地区に一軒の立派な茅葺の民家がありました。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14171184.jpg


道から見上げていると、ご主人が出てこられ家を見せていただくことになり、囲炉裏端でいろいろ興味深い話を聞かせていただきました。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14171981.jpg


築130年程のこの家は、材木も立派なものが使われ、14年に一回茅も葺き替えられ非常にいい状態の建物です。
現在は住んでおられず高島市に寄付され、村と町をつなぐイベントや体験学習などに活用されているそうです。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14173396.jpg


ついつい長居をしてしまいました。この建物が拠点となり里と町とのつながりがより深まることを願います。
そうそう近年、町からこの山里に若い二家族が移り住んだそうです。
かくれ里を行く 椋川_e0164563_14174493.jpg

# by y-tukide | 2013-11-18 14:20 | かくれ里を行く

第16回「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクール

ツキデ工務店は、現在奈良で3棟の新築工事をさせていただいていますが、そのうちの1棟のお宅の小学5年のお子様が、日本木造住宅産業協会が主催する、第16回「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクールに応募され、なんと高学年の部で国土交通大臣賞を受賞されました。おめでとうございます。
自宅の棟上げ時の様子と感想が書かれた作文で、木をおもう、大工をおもう率直な気持ちが表現された素晴らしい作文です。
第16回「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクール_e0164563_17404545.jpg

第16回「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクール_e0164563_10195294.jpg

第16回「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクール_e0164563_10195970.jpg


彼は絵も大変うまく、その棟上げの様子を描いた絵を今年行った木工教室の礼状としてはがきにして送ってくれました。
そしてその絵も今年のMOA美術館全国児童作品展に応募され奈良県で銀賞をとったそうです。
第16回「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクール_e0164563_10201364.jpg


彼は、将来 建築の設計か現場監督の仕事をしたいそうです。また彼の弟も絵が上手で木が大好き、将来は大工さんになりたいそうです。
大変頼もしい二人です。
この子供たちの想いは仕事冥利に尽きますし、後世に伝えていける家造りをして行かねばと改めて感じました。
第16回「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクール_e0164563_17401825.jpg

# by y-tukide | 2013-11-13 10:30

建物探訪 TUKIDEおかげ参り

いい建物、いいものを見、目を肥やそう!
ツキデ工務店の有志が呼びかけての建物探訪、昨年は仕事に追われ実施されませんでしたが、若い社員も増えたこともあり、仕切り直して今年2回目の建物探訪を実施しました。
今回は、「TUKIDEおかげ参り」と題して、伊勢・鳥羽方面に向かいました。参加者10名、朝6時小型バスで事務所を出発、いざお伊勢さんへ!

まずは伊勢神宮外宮へ。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_943294.jpg


20年に一度建て替えられる式年遷宮は今年です。真新しい社殿は神明造り、掘立柱に切妻の茅葺屋根、角のような千木(ちぎ)が屋根から伸びます。社殿は大切な米を保存する蔵をモチーフにしているといわれています。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_944166.jpg


次は、問屋町の景観が残る河崎へ。
河崎は勢田川の水運を利用し、問屋街として発展し、かつては「伊勢の台所」と言われました。通りには伊勢地方特有の切妻妻入りの商家や土蔵が建ち並び、重厚な雰囲気を醸し出しています。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_945048.jpg


この街並みを保全し、再生活用しようとNPO法人「伊勢河崎まちづくり衆」が活動されています。その拠点となるのが「伊勢河崎商人館」、保全を願う方々の粘り強い活動の中で、元酒屋を市が購入し、整備されたものです。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_95040.jpg


幾つもの蔵や京都の裏千家、今日庵の茶室を写した8畳広間の茶室がある大変立派な建物です。
外壁の板張りに塗られている塗料は、当時は「濡れがらす」といわれる煤と魚油で作られた塗料が使われていたそうです。
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次は、古市にある「麻吉旅館」。
古市という町は、外宮と内宮を結ぶ街道にあり、参宮帰りの「精進落とし」 で賑わった遊里です。創業200年と言われる麻吉は、当時は芸妓を置くお茶屋でした。斜面地に建ち、下から数えれば6階建の楼閣で登録有形文化財に指定されています。宿の脇の階段を歩くと何と無く色っぽい雰囲気が漂います。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_951830.jpg


次は伊勢神宮内宮へ。
平日にもかかわらず、ものすごい人の多さにびっくり、人の流れにただ流されるだけ。
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ここで昼食。
鳥羽の漣(さざなみ)という食事処で、名物のエビフライをいただき、皆も満足。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_953347.jpg


食事の後は、近くの赤福鳥羽店で赤福餅のデザート。
そして隣にある移築された漂白の詩人「伊良子清白の家」を見学。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_955442.jpg


最後は、バスで30分ほど走り、内藤廣氏の設計の「海の博物館」へ。
中庭の池を隔てた展示棟は、黒塗りの巨船が岸についたように見えます。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_96349.jpg


肋骨のような木造のアーチ型の大架構。
展示品も豊富で堪能できます。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_961445.jpg


ここで帰路につきましたが、今回の反省点。
早朝に出たとはいえ午前中は欲張りすぎて、見たいものがゆっくり見られなかったこと。

土産は、定番の赤福餅。
建物探訪 TUKIDEおかげ参り_e0164563_962753.jpg

# by y-tukide | 2013-11-06 09:16 | 建物探訪

わが町の秋祭りと大運動会

私が住む町、城南荘の恒例の秋祭りと大運動会が両日とも秋晴れのもと行われました。
世の中が昔に比べ地域社会の行事や住民同士のつながりが希薄になりつつある中、わが町はまだまだ元気です。

まずは秋祭り、神明神社という神社の祭礼で、みこしが町内を順行します。
わが町の秋祭りと大運動会_e0164563_10322511.jpg


本みこしは小学5・6年生によって、神明神社に参拝し御はらいを受けた後、七つある町内を順行します。
みこしを先導する大太鼓を積んだトラックは、毎年弊社のトラックを提供しています。
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各町内の花みこしは小学4年生以下の子供たちが、それぞれの町内を回ります。
ちなみに私は5町内です。
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この日は、町内に太鼓と子供たちのワッショイ ワッショウの元気な掛け声が響いていました。
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そして次は城南荘7町内対抗の大運動会です。今年で64回をむかえ、地域の先輩たちが築き上げてきた歴史ある運動会です。
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幼児からお年寄りまでが参加し、競技を楽しみ親睦を図るのが目的です。
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町内対抗「おみきとっくり競争」。
男女ペアーで手をつないで、茶碗に汲んだ水を一升瓶に入れ、早くいっぱいにする競技。
今年は9月末から二世帯住宅として同じ屋根の下に住むことになった娘家族も参加しました。
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運動会の定番の「綱引き」。
レクレーションとはいえ町内対抗、自然と力が入ります。
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「パン食い競争」。
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「玉ひろい」。
未就学幼児が保護者と一緒になって、玉をひろいゴールに向かって走る競技、ゴールにはお菓子がまっています。
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今年の秋の2大行事も無事終わりました。
私は午後から所用でグランドを後にしましたが、皆さんお疲れ様でした。
# by y-tukide | 2013-10-30 10:44

北国街道 今庄宿

北国街道の今庄(いまじょう)に行ってきました。今庄には、これまでに何度か訪れています。
今庄は江戸時代を通じて、越前で最も繁栄した宿場です。
初代藩主結城秀康が北国街道を整備したとき、今庄は重要な宿場として計画的に町並みを造らせたそうです。参勤交代には各藩は必ず今庄宿を利用し、江戸時代中期には、商人や京、伊勢参り等の旅人の宿として繁盛を極め、今も当時の面影が色濃く残っています。

「右 京 つるが わかさ道」「左 京 いせ 江戸道」ときざまれた道標が宿場の入口に立っています。
北国街道 今庄宿_e0164563_10451317.jpg


隣家からの火事の火が燃え移るの防ぐための防火壁の役割の「うだつ」が上がった町並み。
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50年ほど前のテレビドラマ「琴姫七変化」の主役、松山容子さんのボンカレーの看板。タイムスリップしたようです。
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以前は、多くの造り酒屋があったそうですが、現在でも今庄には4軒の造り酒屋があります。
北国街道 今庄宿_e0164563_10453615.jpg


当時、旅籠(はたご)だった「若狭屋」。
2002年に今庄に訪れた時は、空き家でした。
北国街道 今庄宿_e0164563_10454543.jpg


現在は、「NPO法人今庄旅籠塾」が借り、メンバーの人達や地元の工業高校の生徒さん達の手で改修し、ここを拠点に今庄の町並み保存と活性化の活動をされています。
北国街道 今庄宿_e0164563_10455434.jpg


福井県でも今庄を歴史・文化的資源の集積地と位置づけ、地域固有の歴史・文化・自然・産業などの資源を磨き、観光拠点しとする「今庄宿プロジェクト」を展開しています。
今庄に訪れる人が増え、多くの人との交流等によってにぎわいを再生し、地域住民の暮らし良さを高めていこうとしています。
大変うれしい取り組みで、今庄の町並みが保存活動などを通じ、今後どう変わっていくかが楽しみです。

改修された活動の拠点と生まれ変わった若狭屋には、この日も2階はギャラリーとして、地元の子供たちの絵が展示されていました。
また、今年の春からは、喫茶コナーがオープンし住民と観光客の憩の場となっています。
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天保年間に建てられた京藤甚五郎家、屋根の両端に「うだつ」を上げ、徹底した防火対策で塗籠(ぬりごめ)造りとした重厚な建物です。
ここも2002年来た時は空き家でしたが、改修され公開されていました。
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今庄を訪れるもう一つの楽しみは、何と言っても蕎麦。
この日も、「ふるさと」という店で、おろし蕎麦をいただきました。
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# by y-tukide | 2013-10-22 10:50 | 街道を行く