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伊勢街道を行く 松坂から伊勢へ

5月に伊勢街道を津から松坂まで20インチの折り畳み自転車の相棒と走ったのですが、6月の休日再び相棒と伊勢街道を松坂から伊勢へと走りました。

朝の8時に近鉄松坂駅近くの駐車場に車を置き、ここで相棒を組み立て出発です。

松坂の街は、日曜日の朝8時とあって店も閉まっていて人もまばら。

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街道筋の連子格子の家並み。

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石の太鼓橋から山門へと続く参道が美しい「淨林寺」。

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白壁に虫籠窓があるこの家は、「おもん茶屋」という元茶店でした。

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文化14年(1817年)建立の六文字の梵字が彫られた石碑、「稲木」という集落の入り口に立っています。

伊勢街道のこの辺りは、近鉄山田線が平行して走っています。

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その近鉄山田線の斎宮駅の北側に「斎宮(さいくう)跡」があります。

斎宮は、斎王の宮殿と斎宮寮という役所のあったところです。斎王は、天皇に代わり伊勢神宮に仕えるため派遣された未婚の皇女です。天皇の即位ごとに選ばれ崇神天皇の皇女が初の斎王で南北朝時代の後醍醐天皇の代まで続いたそうです。

これまでの発掘調査から、平安時代前期に碁盤目状に区画が整備され建物が並んでいたそうです。

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斎王祭りの第30代斎王役。

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このあたりの伊勢街道沿いには、旅籠・酒屋・小間物屋など商家が多く軒を連ねていたそうで、今も立派な建物が多く残っています。

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昼、伊勢街道沿いに昼飯を食べる適当な店がなかったので、街道を離れ店を探しました。

自転車で街道を行くと少々街道から離れてたところに行っても苦になりません。

そこで大エビのフライがいただける店を発見。伊勢近辺で大エビのフライと言えば鳥羽の「漣(さざなみ)」が有名ですがこの店でもいただけました。

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昼飯を済ませ再び街道にもどります。

そして「へんば餅」と書かれた看板の店。

当時、馬を借りて参宮する人達がこの店で憩、ここから馬を返し船で参宮したそうで、いつしか「へんば(返馬)」餅と名付けられたそうです。

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その宮川の渡しがこの辺りにありました。

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ようやく伊勢の「外宮」に到着。

「伊勢に行きたい伊勢路が見たい。たとえ一生に一度でも」と伊勢音頭にも歌われ、多くの人があこがれた伊勢参り、そういえば私の小学生の時、修学旅行はお伊勢さんと決まっていました。

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# by y-tukide | 2018-07-09 09:00 | 街道を行く

こども園園舎新築工事 刻み見学会

ツキデ工務店は、宇治にある社会福祉法人宇治福祉園「みんなのき黄檗こども園」の園舎新築工事をさせていただいています。

この建物は木造2階建の木をふんだんに使った建物で、現在弊社の作業場で大工が手刻みしています。

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いつものように吉野の杉・桧を使っているのですが、今回この建物の構造的な特徴の一つは桧の丸太を多用していることです。

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6.5mの丸太に直行して2本の5mの丸太を「台持継ぎ」という継手で繋いで架ける仕事をしている様子。

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丸太を刻むには高度な技術が必要です。なかなか経験する機会が少ないのでベテラン大工が若い大工に教えてくれています。

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この建物の構造的なもう一つの特徴は、ケヤキ・栗・桧・杉4樹種の210m~240m角の太い柱を14本使っていることです。

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丸太と太い柱を多用した力強い建物、そして建物の中にいて森の中にいるような気分になってもらえたらと思います。

ちょっと見られないこの建物、加工風景を園児たちに是非見せたいと、理事長と園長先生とに相談し「刻み見学」を計画しました。

見学会当日、「みんなのき黄檗こども園」と「みんなのき三室戸こども園」の年長さんたち80名と先生方10名がマイクロバス3台に乗りツキデ工務店の作業場にやってきました。

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挨拶のあと最初にお利口さんたちを前に私が、木の話・大工さんの話をさせていただきました。

スタッフにも手伝ってもらい園児たちにパネルや写真などを使い山と木の話をするのですが、わかりやすく説明するのは大変難しいです。

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その後は大工さんの刻み見学。

園児たちはみなさん見入っていました。

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手カンナをかける前とかけた後の木肌をさわって

「わぁ~つるつるや~」。

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こちらのコーナーでは、継手と仕口の模型を使い大工が説明してくれました。

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「組子」のコーナーでは、解くのにはまっていました。

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カンナ削り体験コーナーでは、木に名前を描きそれを削り、名前付のカンナくずをお土産に。

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この日のために木のきれっぱしや桧のカンナくずをお土産にと用意していたのですが、これも大好評でした。子供たちにとってはお宝なのです。

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お土産の木のきれっぱしを紙やすりで。

「これ見て つるつるやろ!」

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1時間半ほどの見学会だったのですが、けがもなく無事終わりました。

園児たちは、飽きずに楽しんでくれたようです。

この中から何人か大工さんになってくれることを願います。

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# by y-tukide | 2018-07-02 08:50 | 見学会・イベント

大阪北部地震

大阪府北部で2018618日午前758分に発生した最大震度6弱の地震、私が住む宇治でも震度5弱の揺れで、23年前の阪神・淡路大震災以来の強い地震でした。

この地震で被災された皆様にお見舞い申し上げると共に、お亡くなりになられた方々のご冥福を祈ります。

現在ツキデ工務店は、この地震の震源地に近い大阪北部の吹田市、茨木市、枚方市に工事中・計画中・計画予定の古民家(築100年以上)が4軒あります。私はこれらの建物の被害状況を知るために地震後現場に走りました。

枚方市のT様邸。

庭の土塀が倒れました。幸い敷地内でしたので倒れたことによる被害はありませんでした。

東西方向に揺れたようです。

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土塀を支える「のべ石」の柱が見事に折れていました。

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枚方市のY様邸。

今年の8月から再生工事着工予定の建物です。蔵が三つあるのですがそのうちの一つの蔵は、以前から一部土がはがれおちていたのですが、今回の地震で下地が現れるほど土がおちました。

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ところが蔵内部の棚に置かれた物が、揺れ方向にもよるのでしょうが全くどうもなかったのは驚きでした。

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この建物が建つ場所は淀川に近く、地下水の水位が浅いために液状化現象が起きていました。

液状化現象を見るのは初めてです。

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蔵の前に小さなお社が祀られていたのですが足元が10㎝程移動していました。建物が基礎と緊結されていたならば柱が折れていたかもしれません。まさに建物が石の上にのっているだけの「石場建て」の構造的特徴を見ることができました。

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伝統構法の母屋に在来構法で増築された洗面・風呂・トイレの建物があるのですが、その接合部の垂れ壁のまぐさが外れていました。構造体により揺れ方が違うのでその接合部で破壊が起きたようです。

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庭の灯篭は全滅。

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茨城のO様邸。

このお宅では、同じ伝統構法の建物でも蔵と一般家屋とは揺れ方が違うようで蔵と家屋の接点でガンガンあたったのでしょうか破壊が起こっています。

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このお宅には長屋門があり何十年か前に居室として活用するのに改築されたのですが、壁に断熱材を入れるために耐力壁となる土壁を取り除いたようで、そのために大きく揺れ屋根瓦がずれました。

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枚方のY様邸から歩いて5分ぐらいの所に2015年から1年以上かけて伝統構法で再生工事を行った「明治37年に移築された京町家」があります。

その被害状況は、内部の壁は柱の際などに若干の亀裂や壁がおちた個所がありましたが、軽微で補修で済みます。

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この写真壁は「限界耐力計算法」で計算し、新たに設けた耐力壁ですが、柱と梁の角の漆喰がちょっと浮いています。この壁に地震の力が加わったようです。耐力壁として役割を果たしてくれました。

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ただここでも蔵と一般家屋との接点で漆喰壁がちょっと浮いていました。

実は右側の建物の蔵と接する部分は柱を蔵からいくらか離してたて、内部の壁には柱と離し壁止まりを付けたので内部の壁は全く損傷がありませんでした。

外部は、見え方を優先し桁と蔵に間をとらなかったので桁が蔵の壁を押したようです。

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このお宅でも灯篭が一基倒れましたが、建物本体は壁の軽微な損傷で済みました。

伝統工法の建物は、揺れることにより地震力を吸収する構造ですので壁土のある程度の損傷はやもう得ないことと思います。

今回、伝統構法での耐震改修前と改修後の建物が、震度6弱の短周期地震でどうだったのかを自分の目で見ることができました。また課題も与えられました今後工夫していきたいと思います。

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# by y-tukide | 2018-06-26 09:58

雨上がりの三室戸寺

自宅から車で10分ほどの所に「三室戸寺(みむろどじ)」があります。

三室戸寺は、千二百年前に創建された古刹であり、西国三十三所観音霊場十番札所です。

また「花の寺」としても有名で梅雨のこの時期、杉木立の中のアジサイ園では501万株のアジサイが咲き誇ります。

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雨上がりのアジサイ園、いろんな色、種類のアジサイを楽しむことができます。

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梅雨の平日ですが多くの観光客が訪れていました。

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本堂の前では初夏が見頃のハスが咲き始めていました。

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# by y-tukide | 2018-06-18 09:00

若桜街道 若桜宿を行く

若桜(わかさ)町は、鳥取県南東部の兵庫県と隣接する山間の町です。この町には因幡(いなば)鳥取と播州姫路を結ぶ若桜街道が走り、宿場町としてまた若桜鬼ヶ城の城下町として栄えた町です。ただ現在残されている街並みは、明治18年の大火後、若桜宿会が「八東群若桜宿 宿内議決書」をもとに計画的に整備されたものです。

この日自宅から車で中国自動車道の山﨑ICを降り、若桜街道(因幡街道)現在の29号線を若桜宿へと走りました。

戸倉峠のトンネルを抜けると若桜町に入ります。道を下って行くと「岩屋堂」という集落があり、集落内を清流が流れます。

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そして清流の側に岩山がそびえその岩窟に「不動院岩屋堂」が建ちます。

鳥取県三朝町の三徳山の投入堂と同じ修験道寺院建築で国の重要文化財に指定されています。本尊の不動明王は、弘法大師が33歳のときに彫ったものだそうです。

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岩屋堂を後に若桜駅へと向かいます。

若桜駅は、昭和5年に開通した鉄道省若桜線の終着駅で、現在は鳥取県などが出資する第三セクターが運営しています。

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構内には、駅舎をはじめ手動式転車台や給水塔など開通当時の設備が良好な状態で残され、昭和のにおいが漂います。

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プラットホームに停車する「昭和」というディーゼル機関車は、2018年春にデビューした観光列車で今年の9月まで予約で満席だそうです。

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駅前の駐車場に車を置き、観光案内所で地図をもらい若桜宿を散策します。

これは「蔵通り」という通り。明治18年若桜宿に大火が発生したのですが、その後の町づくりで若桜街道の東側に寺を集め、その寺を火災から守るため蔵以外は建てることを禁じた地域を設けたことで、防火壁としての蔵が建ち並ぶ蔵通りが形成されました。

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蔵の妻側が道に面した重厚な街並みです。

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蔵の前には用水路があり豊かな量の水が流れています。

これも火災の際の防火用水としての役割のために計画的に設けられたものです。

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寺の本堂や庫裏も道から十六間(約30m)離れて建てなければならないと決められたそうです。

寺をはじめ建物の屋根瓦は、この山陰地方特有の「石州瓦」で葺かれています。

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蔵通りの西側には若桜街道が走り、建物の桁方向が道と並行して建つ「平入り」の町家が並びます。この通りを「仮屋(かりや)通り」と言います。

この通りも大火後、若桜宿会議で「家は道路端から一丈一尺(約3.3m)控えて土台を据えること、その土台から四尺(約1.2m)の仮屋、ひさしを付け、二尺(約60cm)の川を付けること」などがきめられたそうです。

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現在、仮屋は途切れ途切れになっていますが、当時は700800m連なり、雨の日でも傘無しで通りぬけたそうです。

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防火用水路として整備された水路には清流が流れ、街にうるおいを与えてくれます。

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流れの中に、冷たい清流に生息する梅花藻(バイカモ)が小さな白い花をつけていました。

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# by y-tukide | 2018-06-11 09:30 | 街道を行く