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住まい手さん宅訪問―マンションリノベーション「六地蔵の家」
昨年、築26年の鉄筋コンクリート構造のマンションのお宅を自然素材をふんだんに使いリノベーションさせていただきました。
そしてこの度、お施主様のご厚意により、お住まいの様子を撮らせていただきましたので、お施主様のご了承のもと、その一部を紹介させていただきます。
床面積は68㎡(20.6坪)で、以前は3LDKだった間取りから1室をリビングにとり込むことにより約14畳の広さだったLDKを約21畳と広くし、独立していたキッチンを解放的なアイランド型にすることで、使いやすい回遊式動線のLDKに生まれ変わりました。
改修前の約14畳の広さのLDK。
玄関から続く廊下から引き戸を開けると回遊式のキッチンと食堂・居間・洗面が、一体となっています。
以前のシステムキッチンのキャビネットを再利用し、天板だけを変えたアイランド型キッチンと家電・食器収納。
キッチン正面の引き戸を開けると洗濯脱衣室・浴室にもつながります。
改修前の独立していたキッチン。
床にはナラの無垢フローリング、天井には熊野杉を使用し、壁は調湿性・消臭性のある火山灰の塗り壁の健康的な仕上げです。
また自然素材や意匠だけでなく、壁・床・窓の断熱・防音性能を上げる施工をすることで、快適に暮らすことのできる空間となっています。
改修前の床材は、スラブ(コンクリートの床)に直貼りだったのですが、改修では防振性能を高めるために防振性のある支持脚での「置床工法」とし、その上に無垢のナラフローリング材を張っています。
今回改修した部屋の外部に面する壁は、コンクリート外壁の内側に厚み60mmの間柱を立てその間に木製繊維断熱材を注入しています。
木製繊維断熱材は、断熱・遮音効果があると共に調湿・蓄熱効果もある優れものです。
また、外部の開口部には「内窓」を設け断熱・遮音効果をさらに高めました。
キッチンとつながる洗面化粧台は、既存のものを利用しサイドの壁に新たに棚を設けました。
寝室の床はカーペット、壁・天井はクロスを張替しました。
玄関は、狭かったタイル張りの土間を広げ、下駄箱は造り付け家具です。
自然素材仕上げの広くて明るい空間の中、素敵な家具や置物そして観葉植物や活花に包まれ、生活を楽しんでおられる様子がうかがえました。
#
by y-tukide
| 2025-03-03 09:00
| 住まい手さん宅訪問
2月下旬の「宇治市立植物公園」
自宅から歩いて15分ほどのところにある「宇治市立植物公園」、一般入園料は大人600円であるが宇治市在住の70歳以上は無料であることもあり、散歩を兼ねて時々訪れている。
2月の下旬、春を告げる花を求めカメラをぶら下げ行ってみた。
宇治市南部の丘陵地にあるこの植物公園は、私が子供の頃によく遊んだ里山の自然林を活かし整備されている。
この雑木林も以前からあった林だと思う。
その林の落ち葉の中から春を告げる「フクジュソウ」が開花し始めていた。
昨年は、暖冬だったこともあり2月初めに咲いていたが、今年の冬は永く厳しかったこともあり、ようやくの開花である。
ユキワリソウも!
冬枯れの雑木林の中でサザンカの赤がひと際引き立つ。
雑木林の中の小さな池にカモが二羽が。
この日の早朝の気温は0℃、寒いのか顔を羽根の中にうずめていた。
ウメも、ようやく咲き始めたところ。
ロウバイは、満開。
ナノハナは、5分咲きぐらい。
スイセンは、ちらほら咲き。
タンポポの花はまだ小さく、日当たりのいい斜面で数輪見かけた。
サクラのつぼみはまだまだ堅かったが、シバザクラが可憐な花をつけていた。
何せ今年の冬は、寒く永かった。
そこで植物園のビニールシート張りの簡易な温室では、おとぎ話の「花咲かじいさん」が春を待ちきれず花を咲かせていた。
植物園の建物内では、園内で栽培されたトロピカルフルーツを中心にユニークな「トロピカルフルーツひな人形」が飾られていた。
「桃の節句」も、まもなくである。
#
by y-tukide
| 2025-02-24 09:19
| 季節の花色々
「上ツ道」天理から桜井かいわいを行く
古代の奈良盆地には、藤原京と平城京を結ぶ「上ツ道」・「中ツ道」・「下ツ道」と呼ばれる日本最古の官道(国道)がほぼ等間隔で南北に縦断していた。
「上ツ道」は、中世以降には「上街道」と呼ばれ幹線道として発達し、近世には大和(奈良)、山城(京都)方面からの伊勢詣での参宮道「伊勢街道」としてもにぎわった。
私は、以前にも「上ツ道」を相棒と奈良公園の「猿沢池」から桜井の「大神神社(おおみわじんじゃ)」へと行っている。
今回は、天理駅前の駐車場に車を預け相棒を降ろし、桜井までの「上ツ道」かいわいを再度行くことにした。
まずは天理駅前から天理本通商店街から天理教教会本部(神殿)の前を通り、「石上(いそのかみ)神宮」へと向かった。
天理教の本部神殿内には、3157畳の広大なひろさの祈りの場がある。妻の両親が信者であったこともあり今は亡き義母と生前に私も付き添ってここを訪れている。
天理周辺には、天理教信者の宿泊施設である「詰所」が多数あり、また天理大学、天理高校なども本部周辺にあり、天理はまさに宗教都市である。
石上神宮は、『古事記』、『日本書紀』にも記述があり、伊勢神宮と共に非常に歴史が古い神社である。
古代氏族である物部氏が祭祀し、ヤマト政権の武器庫としての役割を果たしていたと考えられている。ここを訪れるのは久しぶりである。
石上神宮の人気者はニワトリ、境内には30羽ほどが放し飼いされている。
境内の森を抜けて日本最古の道「山野辺の道」が、桜井方面に向かい走っている。
この日もリックを背負った人たちが、山野辺の道ウオーキングに向かっていた。
石上神宮から天理本通商店街に戻り、商店街にある老舗造り酒屋さんで私の好物である奈良漬けを購入。
さていよいよ「上ツ道」を桜井に向かい行く。
「上ツ道」沿いには古い民家が多く残り、情緒ある街並みを眺めながら行くのも魅力である。
この民家の格子も面白い、玄関の左側は内部が「土間」で太い格子、右側は「店ノ間」でちょっと粗目の「親子格子」、そしてその右側は「座敷」で繊細な格子と内部空間の用途に合わせて格子が形状が違う。
街道沿いでは、お地蔵さんや石仏をよく見かける。
街道を行く旅人の安全を見守ってくれているのであろう。
また「ため池」も多い。
街道と並行してJR「万葉まほろば線」が走る。
この沿線は、歴史的遺産の宝庫でもある。
その「長柄駅」の手前の小さな集落で茅葺の「大和棟」の民家が目にはいった。なんとそこは天理教教祖である「中山みき」氏の生家であった。
みき氏は、寛政10年(1798年)にこの集落の庄屋であった前川家の娘としてお生まれになったそうで、この建物は一般に公開されていて見学は自由であった。
さらに進むと次の集落の森の中に「大和神社」が鎮座する。
この神社は、戦艦「大和」のゆかりの神社で境内に戦艦大和展示室があった。
「大和神社」後にして行くと重要文化財である「長岳寺五智堂(ごちどう)」が街道の左手に現れる。
「長岳寺五智堂」は、ここから東に1km程行ったところにある弘法大師が創建した「長岳寺」の飛び地に建つ一間四方の小さな建物。中央に太い心柱を立てた珍しい構造の建物である。
この辺りの街道沿いにも趣のある立派な古民家がいくつか建っている。
それらの民家は良く手が入れられ、お住まいになっているようで、歴史を重んじる「大和人」の「家」に対するこだわりが感じられる。
街道と「柳本駅」に向かう通りの交差点を東に行くと「黒塚古墳」が左手にある。
この古墳からは、ヤマト政権成立を究明する貴重な資料の「三角縁神獣鏡」が大量に出土し、それらが黒塚古墳展示館に展示されている。
ここから「柳本駅」に向かった。
2年前にもこの駅に来ているがその時には無かったのに、今この無人の駅舎内にはピアノが置かれ、駅舎内部も改修されレストランがオープンしていた。
「柳本駅」の次の駅は「巻向(まきむく)駅」。
駅周辺には、史跡「纏向(まきむく)遺跡」がある。
この辺りには大小多くの古墳が分布し、その中で纏向遺跡の南側には、ヤマト政権の女王である「卑弥呼(ひみこ)」の墓ではないかと話題を呼んだ「箸墓古墳(はしはかこふん)」がある。
古代の遺跡をたどりながら、ようやく桜井市三輪の「大神神社(おおみわじんじゃ)」に到着。
この辺りは「三輪そうめん」の生産地。
大神神社参道沿いに建つ「三輪そうめん流し」の店に入り、そうめんを食べることにした。
さすがにこの時期は、流しそうめんは寒すぎるので温かい「にゅうめん」をいただいた。
その後、周辺の街並みを散策。
この辺りにも古いたたずまいの大型の民家が多い。
そして「大和川」沿の桜並木の土手を行くと「仏教伝来の地」の石碑が立つ。
説明書きによるとこの付近は、「難波津(大阪の港)」から「大和川」を遡行してきた船運の終着地で、大和朝廷と交渉を持つ国々の使節が発着する都の外港として重要な役割を果たした古代大和朝廷の中心地であったとのこと。
遣隋使の「小野妹子」が、帰国しここから飛鳥の京に入ったところでもある。
今回も古(いにしえ)の官道『上ツ道』かいわいを行き、一千数百年にわたる悠久の歴史を感じることが出来た。「大和」はすごい地である!
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by y-tukide
| 2025-02-17 09:00
| 街道を行く
神戸南京町 春節祭
1月29日は旧暦の正月、中華圏では「春節」として盛大にお祝いする。
その日のTVニュースで、神戸の南京町で春節を祝う「春節祭」の様子が紹介されていた。
それを見て、以前から神戸に久しぶりに行きたいと妻が望んでいたこともあり、孫たちと一緒に娘の運転で南京町に行くことにした。
自宅から1時間ほどで神戸に到着。
この日は、「春節祭」最後の日の日曜日とあって南京町は多くの人で賑わっていた。
南京町はJR元町駅の南側、東西約270m、南北約110mの範囲に、100を超える中華風の意匠の店舗が軒を連ねる、日本三大中華街の一つである。
飲食店の店先には、食欲を誘う「点心」などが並ぶ。
孫たちは、さっそく買い求めて食べ歩き。
11時から南京町広場では、各種ショーが行われた。
祝い事には欠かせない獅子の舞い踊り、その後獅子は南京町広場から各店舗を回る。
とにかく人が多いので、一旦南京町を離れ元町駅近くの老舗中華料理店「別館牡丹園」という店で昼飯を食べることにした。
メニューは多彩で目移りする。悩みながら6品を選び、5歳の孫を含め5人で円卓を囲み分け合いながらいただいた。
この店の料理は、さほど油濃くもなく全般的に薄味で私好みであった。
食事の後、再び南京広場に向かい午後2時から行われる子供たちによる「獅子舞」の演技を見た。
子供たちは、幼稚園の年長さんから小学3年生の子供たち。子供とは思えない見事な演技に思わず拍手。
娘が早めに広場に行き場所を確保してくれていたので、前列で孫と私は獅子に頭を噛んでもらえた。
獅子が頭を噛むとその人についている邪気を食べるという言い伝えで、無病息災に一年を過ごせるそうである。
いたいけな子供たちの演技の後、再び南京町を散策すると5歳の孫はイチゴ飴を見つけ、また食べ歩き。
南京町の北側に隣接する元町商店街もに行きぶらり散策。
商店街のこの店はベトナムの雑貨店、さすが国際都市神戸ならでは。
その後、ベイエリア方面に向かった。
私以外は、波止場にあるショッピングモールで買い物。私は別行動し初めてのハーバーランドへ。
「モザイク」という商業施設には、若い人たちが多く訪れていた。
モザイク内の居酒屋風の店で一人飲みしていると日が暮れてきて、神戸ならではの夜景が現れだした。
ここで孫たちと合流し神戸の夜景を満喫。
メリケンパークの「神戸ルミナリエ」、この日が最終日とあってか多くの人が訪れていた。
早いもので、あの震災から今年でもう30年になる。
#
by y-tukide
| 2025-02-10 09:00
「削ろう会」大阪交野プレ大会
2025年1月26日(日)、「削ろう会」が大阪交野市にある「星の里いわふね 交野市自然の森スポーツ・文化センター」で行われた。
「削ろう会」は、カンナ削りをはじめ手道具や伝統技術の可能性を追求するユニークな会である。
大工をはじめ木造・木工関係の職人のほか、その道具を作る鍛冶、手道具や職人に興味のあるマニアが集まって競い・楽しみながら技術交流している。
今年の4月に「第41回 削ろう会全国大会」が大阪交野市であることから、今回はその「プレ大会」。ツキデ工務店から中堅・若手大工が3名参加し、会場も自宅から近いこともあり初めて私も参加した。
会場には、参加者の各ブースに畳1畳ほどの作業台が設置され、ここで競技が行われる。
今回の参加者は全国から84名、全国大会では、この4倍の三百数十名が参加するそうである。
作業台には、削る材と参加者それぞれの自慢のカンナやカンナの台を調整する道具などが置かれている。
ツキデ工務店からは、中堅の仲西君、若手の横山君・谷井君の三名の大工が参加した。
仲西君は谷井君の師匠(親方)、ツキデ工務店に入社し今年で26年目になり、今やベテラン大工としてツキデ工務店の中核的存在である。
今回初めて参加の横山君、大阪の大工育成塾を卒業した後、ツキデ工務店のベテラン大工のもとで修業し、今や一人前の大工暦7年の若手のホープ。
そして谷井君、大阪工業専門技術学校を卒業し、仲西君のもとで大工修業し4年目になる。
彼も今回が初めての参加である。
この競技では、材をカンナでいかに薄く削れるかが試される、1mmの1/1000のミクロンの世界の勝負である。
大会では、1mほどのカンナくずの両端と中心の3カ所を計測し、55mmの幅での各計測点の厚み、そして3点の厚みの合計が小さな数値を競うルールである。
切れ味がいいカンナの刃にするために、刃を砥石でひたすら根気よく研ぐ。
またカンナの台の調整も大事で、サンドペーパーや「立カンナ」で「台直し」をする。
「台直し」の加減や削る際の力の入れ方など、彼らのみ知ることで私にはよくわからない世界。
これらの作業を繰り返しながら超薄いカンナくずを削る。
それらの作業を繰り返し予選に臨んだ谷井君、審査では5―4―6の計15ミクロンと11時半の時点ではトップの素晴らしいい成績。
会場では、5寸(約150mm)の材を幅広のカンナで削るコーナーもあった。
会場内は、競い合いという緊張感の中ではあるが、皆さん和気あいあいと楽しんでいるようで、なごやかな雰囲気が漂っている。
私も旧知の工務店や懐かしい顔ぶれとも久しぶりに出会えた。
ツキデ工務店の隣に、谷井君が学んだ大阪工業技術専門学校のブースがあり生徒さん達が参加していた。
その中の紅一点、若い女性が参加していた。旧知である学校の先生との話の中で分かったのだが、驚いたことに彼女は、私の知り合いでありツキデ工務店も仕事でお世話になっている建築家の娘さんであった。
誠に世間は狭いものである。
長居し過ぎて競技の邪魔をしてはいけないと、私は皆と昼食をとった後、午後には会場を去ることにしたのだが、会場のすぐ近くに「府民の森ほしだ園地」という自然公園があることをしり、運動を兼ねて公園を散策することにした。
自然公園の駐車場に車を置き、天野川にせまる急斜面にかけられた木製の架け橋を行く。
すると右手の岩場に本格的なクライミング壁がそそり立っていた。
そしてその先にある国内最大級の吊り橋(延長280m)に向かったのだが、そこからは延々と急な登坂が続く。
老体にむち打ち息を切らせながら20分ほど行くと視界が開ける。
そしてようやく吊り橋に到着。
私は、高所は苦手なのだが折角ここまで来たからにはと、出来るだけ下を見ないように吊り橋を渡った。
この日は、日曜日とあって若いカップルや家族連れが訪れていた。
帰り道、4月に行われる「削ろう会 全国大会」の会場となる「いきいきランド交野」が目にはいった。
夕方、家に帰りくつろいでいると仲西君から電話が入った。
仲西君と谷井君が予選を通過し決勝に進み、谷井君は4位、仲西君は6位になったと結果を知らせてくれた。
素晴らしい成績であり、まさに日頃の仕事での鍛錬のたまもの。頼もしい限りである。
早速、谷井君に電話し祝福した。
次回の本大会は、今年の4月12(土)・13日(日)の両日、大会では競技の他に「My箸づくり」などの体験コーナーなどもあるらしく、今度は孫を連れて参加したいと思う。
#
by y-tukide
| 2025-02-03 09:00
| 仕事色々